テラーノベル
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時は流れ二年後
スぺランザ島イゾラ州
イザベル「…アナベル、アリー」
アリー「…わかってる」
アナベル「…懐かしいね、ここ」
イザベル「…あぁ、俺らが壊したとこだ」
<回想>
イゾラ州襲撃前夜
イザベル「…アナベルは俺と一緒に正面から突っ込む」
イザベル「アリーは周りを警戒しつつイゾラ州内部にフレイズ族を連れてこい」
アリー「…わかった」
イザベル「それと、しくじるなよ」
イザベル「これは、我々フレイズ族にとっての、新たな勝利への架け橋になるのだから」
アナベル「…分かった」
<回想終わり>
イザベル「…訓練場でレインたちと会うとはな」
アリー「…私たちがイゾラ州を壊したのに、何一つ分かってなかった」
アナベル「それだけバカだったんだよ、あいつらは」
イザベル「自分たちの州を壊した元凶が近くにいたのに、呑気なものだったな」
アリー「…面白かったからいい」
アナベル「…どうする?また壊す?」
イザベル「…壊そうぜ」
アリー「…アナベル、あんたの核の巨人で一発でしょ」
アナベル「そうだね」
イザベル「そんじゃ、宜しく頼むぜ」
ガキン
シュゥゥゥ
次回 イゾラ州奪還への道
コメント
1件
読み終えました……いや、あの回想のギャップがすごく効いてますね。当時は「新たな勝利の架け橋」なんて言ってた作戦が、今では「面白かったから」なんて軽く振り返る三人の距離感に、二年間の澱みというか、磨耗した関係性を感じました。「また壊す?」の軽さに背筋が冷えました。次でいきなり動くのが楽しみです!