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____ご本人様とは一切関係ございません。
nmmn作品となっております
今回は数字働いていません。今後の展開によっては働きます。
吉田さん目線のみです。
こんにちは。M!LKのリーダー吉田仁人です。
俺は今、メンバーである佐野勇斗となんやかんやあって付き合っている。
数日前にメンバーである三人とマネージャー、そして事務所の方に付き合っていることを打ち明けた。事務所の方からはとりあえず「とにかくファンの方々にはバレないように!」と釘を刺された。
さのじんというペアは俺たち、グループから見てもみ!るきーずの皆んなからはとても人気だった。
なら、公表してもいいんじゃないかって?いや、それは絶対にできない。もちろんん祝福してくれるファンの人はいるだろう。しかし世間一般で言えば「男同士が付き合うなんて、しかもアイドルが。」なんて言われてもおかしくない。ようやく10年目にして軌道に乗ってきたんだ、さすがの俺たちもこんなチャンスを逃すわけがない。ただ一人を除いてだが。
「ねぇいいじゃんか、公表しようよー俺撮影の時とか遠慮なくっつくぞ?」
勇斗は真剣な顔でマネージャーに言う。
「佐野さん、よく考えてください。今はグループが軌道に乗ってきたのもありますし、世間の目もあるので無理です。もう少し冷静になって吉田さんの気持ちも考えてあげてください。」
本当にその通りだ。勇斗はグループを売るために今まで体を張って仕事をしてきたんだから誰よりもわかっているだろう。そんな俺とマネージャーの考えなんか知らずに勇斗は口を尖らせて拗ねている。
「なぁ勇斗、俺もマネージャーも俺たち二人のことだけじゃなくてグループのことまで考えてるんだぞ。冷静になって考えてみろよ。お前が一番わかってるんだろ?」
「そうだけどさ…仁人は隠したまま活動すんのしんどくないのかよ。いくらメンバーは知ってるとしても俺たちはアイドルな訳だしファンのみんなの前に出てライブするじゃん。ボロ出したらどうすんの?それの方が無理あるくないか?」
「でもやっぱ俺は隠してたいかな。なんかまだ公表するには早い気がする。」
「……わかったよ、俺も我慢するよ」
そんなことを言いながら勇斗は目線をスマホへと落とした。その時マネージャーが
「良かったです。上の方にもその方向で話を通しておきますね。この後はお二人ともオフですので準備が出来次第に車を手配しますね。」
「あ、ありがとうございます。」
取り敢えずマネージャーにお礼を言う。ふと勇斗の方を見るともう帰る準備をしているようだった。
「今日俺んちくるだろ?」
「うん、泊まっていっていい?」
「もちろん」
俺たちは付き合っているとはいえ、同棲はしていない。もちろんプライベートはあるが何より勇斗は自身の You◯ubeチャンネルがあるわけで、そのほかにもメンバーとしてのルーティーン動画を撮ることだってある。その時に同じ家だとファンにバレてしまうから基本は俺が勇斗の家へ泊まると言うことになっている。互いに仕事が長引いた時にはもちろん自分の家へ帰っている。
あのあと俺と勇斗はマネージャーが手配してくれたタクシーに乗って勇斗の家へと帰った。
「あー、なんか買ってこれば良かったな。ごめん仁人俺ん家今なんもないわ。」
「全然いいよ。俺なんてお邪魔させてもらってる身なんだし。」
「変に遠慮すんなよ俺たち付き合ってんだから。」
あ、忘れてた。
「っふ、忘れてたって顔に出てんぞ」
それと同時にぺちっと言う音と共に俺の額は勇斗の指に弾かれた
「眉間に皺よってんぞ笑」
眉を下げ、目を細めて柔らかく微笑む勇斗。
「う、ん…」
あぁやっぱり俺は勇斗のこの甘い微笑みが好きなんだな。と自覚する。
「ねぇ勇斗」
「ん?どした仁人」
「今日さ、一緒に風呂入らね?」
「っえ?」
「いや、嫌ならいいけどさ」
「い、嫌じゃない!むしろ嬉しい!」
「…そ。」
またやってしまった。勇斗と付き合ってからと言うものの自分でも自覚するぐらいに俺のツンの部分が進んでしまっている。俺だってもっと甘えたい。メンバーの前だからとかも関係なくどこでも勇斗に甘えたい。
「おーい、何やてんの仁ちゃん。早く行かないと寝るの遅くなっちゃうよ?明日朝早いんでしょ〜」
「あ、うん。今行く」
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またしても塩らしい対応をしてしまう。こんな調子の俺で勇斗は満足しているのだろうか。前にYouTubeで勇斗が「俺は恋人には甘えられたい派ですね〜めっちゃ可愛がりたです!なんならもう可愛いって毎日言いたい!」なんて言っていたのを思い出す。
「ねぇ勇斗」
「ん?どしたん仁ちゃん」
「俺って可愛い?」
「、、え?は、どゆこと…??」
「だから、勇斗から見て俺は可愛いの?可愛くないのどっち?」
「か、可愛い!…です…。」
「っふ笑、そ、なら良かった。早く風呂行こ?」
「あ、ちょ、待って!仁人!もう一回!今のめっちゃ可愛かったぁぁ!」
まぁたまには甘えてみるのもいいかのな。