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俺はその言葉がどれほど嬉しかったのかもう数十年前の話、今はもう3月23日を待つしかない
3月23日
俺たちの結婚記念日だ
男同士で結婚できていることに俺は驚き半分嬉しさ半分のなんとも言えない感情だが、後悔は全くもってない!憧れの人、推しと結婚できるならしたいだろう?俺はそんな感じだ
ガチャッ…
赤葦「!」
木兎「ただ〜いま〜‼︎」
赤葦「おかえり」
木兎「見て!今日の為にケーキ買ってきちゃった‼︎」
赤葦「えぇ!すごい美味しそう!!」
木兎「でしょ‼︎高いの買っちゃった!」
赤葦「今日は試合どうだった?」
木兎「絶好調‼︎そうだ!今度アドラーズと試合するから見にきてよ!」
赤葦「わかった、宇内先生も連れて行っていい?」
木兎「いいよ!チケットは関係者席にする?」
赤葦「まさか!一般席でいいよ、光太郎が見れたら十分‼︎」
木兎「わかった!ビーム打ってやる!」
赤葦「ふふっ、楽しみにしてる」
赤葦「ほら、ご飯冷めちゃう早く食べよ!」
木兎「うん!」
「「いただきます」」
木兎「うまっ!」
赤葦「本当?ありがとう」
木兎「今日結婚記念日か〜!懐かしいな〜!もう何年前の話?」
赤葦「そうだね、男同士で結婚できるなんてその時俺は知りもしなかった」
木兎「結婚式のときすごいこっち見てたよね、結婚なんて無理だと思ってたんでしょ?」
赤葦「うん、一生無理だと、」
木兎「あのときのけーじめっちゃ可愛かったよ〜?瞳がすごいキラキラしてた!」
赤葦「光でね」
木兎「あの日はすごい着付けの人と揉めたな〜たしか」
赤葦「えっ⁉︎なんで!」
木兎「髪型でさ〜!下ろした方がかっこいいって言うけど俺はいや!上げた方がかっこいい!!ってすごい揉めたよ〜!」
木兎「下ろした方が似合う?俺」
赤葦「いや?俺はどっちも大好きだよ、でも髪下ろしちゃうと誰だかわかんなくなるから外では下ろさない方がいいかも」
木兎「確かに!合宿の時にけーじに誰?お前みたいな目で見られたからな〜‼︎」
赤葦「あぁ、あの時?あの時は本当に知らない人がいるって思って光太郎って名乗らなかったら多分そのまま監督に言って警察呼んでもらってたかも….」
木兎「怖っ‼︎冷静かよ….」
お風呂が沸きましたッ♪
赤葦「あ、風呂沸いた」
赤葦「食べ終わったらどっちが先に風呂入る?」
木兎「ん〜、けーじと一緒に入る‼︎」
赤葦「えっ、ぎっちぎちになるけど…いいの?」
木兎「交代交代で湯船からでれば大丈夫大丈夫‼︎」
赤葦(絶対無理だな…!)
赤葦「ん〜まぁ不満な点は何個かあるけど、いいよそうしよう」
木兎「やった–‼︎」
風呂にて
木兎「うわ〜!思ったよりギチギチ‼︎笑」
赤葦「ムスッ」
赤葦「俺先体洗うから浸かってていいよ」
木兎「わかった!」
シャーッ…
赤葦「はい交代」
シャーッ…
木兎(一緒に風呂入ってんのに暇だな〜、あ!いい事考えた‼︎イタズラしちゃお‼︎)
木兎「えい‼︎」
赤葦「うわ!えっちょっと!笑こーたろー!シャワーの水かけんのやめてよ〜‼︎」
木兎「けーじ髪ペシャンコになってる!!」
赤葦「水が重くてね‼︎あんたの髪も結構だよ⁉︎」
木兎「俺は上にあげてるけど毛量が多いからな!」
〜上がった〜
赤葦「ずっと思ってたけどこーたろーの髪色って、地毛?」
木兎「そうだよ!触ってみる?」
赤葦「うん、ちょっと触ってみたい」
赤葦「すごい、サラサラだ…ほんとに地毛なんだ」
木兎「俺のねえちゃん達も髪色一緒だよ!」
赤葦「そうなの?じゃあ完全に遺伝だね」
赤葦(‼︎よくみるとセンター分けになってる!)
赤葦「これセットしたら完全にイケメンになるじゃん…ボソッ」
木兎「ん〜?誰がイケメンだって?」
赤葦「やべっ…」
木兎「俺は元々イケメンだよ〜?笑」
赤葦(調子に乗ってる….)
赤葦「もう!ほら早く乾かすよ、ここ座って‼︎」
木兎「は〜い!笑」
赤葦「今日こーたろーよく甘えるね」
木兎「結婚記念日ぐらい甘えてもいいでしょ?」
赤葦「うん、もちろん」
俺と同じ柔軟剤の匂い、同じシャンプーの匂い、今、人類で1番幸せだ。
木兎「愛してるよ」
赤葦「‼︎」
赤葦「俺も、ニコッ」