コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
カレー毒物混入事件は1998年7月25日に、和歌山県の夏祭り会場で起きた無差別殺人事件です。
本来楽しいはずである夏祭りの会場が、殺人の現場にされてしまった悲しい事件でした。
事件発生当初、警察は食中毒が原因の集団食中毒として捜査をしていました。
しかし、被害者の嘔吐物を検証したところ、中から毒物である青酸が検出され事態が一変。
別の詐欺事件で逮捕された林が逮捕されました。
判決が死刑を言い渡されるまで、林は無罪を主張し続けていましたが、高等裁判所・最高裁判所が上告を棄却したため2021年6月に死刑が確定しました。
しかし、林は現在も特別抗告を申請しています。林は詐欺事件の前科はあるものの、カレーに青酸を入れる動機はありません。
直接的な証拠もなく、冤罪説も根強いです。
いずれにせよ林の家族は現在に至るまで誹謗中傷を受け続けてきました。
2021年には長女と2人の娘が自殺。事件の余波はまだ続いているのです。