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eigetsu
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#🔞なし
eigetsu
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「起きたか。」
おれはなぜか今、ここに立っている。
でも、ここにいる経緯など、まったく知らない。
声がした方に目を向けると、一匹、ウサギがいた。
「ここは、どこだ?それに…」
そのウサギには角があった。
ウサギには角なんてないはずだが。
「俺はジャッカロープ。ここは「監獄」だ。そしてお前は、「看守」さ。」
「お前の仕事は、ここにいる10人の囚人を管理する事。」
「で、お前の名前は?」
おれは思い出せなかった。
「お前、思い出せねえのか?」
おれは「あぁ。」と一言答えた。
その言葉を聞き、ジャッカロープとやらは
「………..お前の名前は「カイリ」だ。分かったな?」
「………..分かった。」
話が落ち着いた後、おれは聞きたいことを聞いた。
「「看守」、とは?」
ジャッカロープはこう返した。
「しょうがねえな。教えてやるよ。」
おれは黙って話を聞くことにした。
「まず、この「監獄」にはさっきも言った通り10人の囚人がいる。」
「その囚人は全員、「ヒトゴロシ」さ。」
「ただ、何があって、どうやって、何を思ってやったのかは分からねえ。」
「それを解明するのが、お前「看守」の仕事さ。」
「そのために、お前には尋問をしてもらう。それだけだ。」
「まぁとにかく、尋問してくれればいいんだよ。」
「これから長い付き合いになる。」
「まぁ、自己紹介の場でも設けておく。」
「じっくり、観察してくれよ?」
ジャッカロープの話が終わったところで、おれは手元に合ったファイルに目を向けた。
こいつらが囚人____ヒトゴロシ。
おれは部屋を出て、歩き出す。
コメント
7件
面白い導入ですね!「おれ」が名前も記憶も失った状態で、ウサギに角が生えたジャッカロープから「カイリ」という名を与えられ、監獄の看守として働くことに。ヒトゴロシの囚人たちの背景を尋問するという設定がもうミステリーの香りをたっぷり漂わせていて、続きがすごく気になります。名前すら他者に決められた主人公の存在感が、これからどう変わっていくのか…楽しみです!