「……………」
俺は悩んでいた。
「凸さんに渡すチョコ、どうしよう…」
「さもくんさ、バレンタインどうするの?」
昼休み、お弁当を食べてる途中ななっし〜にそう聞かれた。
「…手作りじゃないとやっぱ駄目かな…?」
「んー…そりゃあ恋人の凸さんに渡すならそうじゃない?」
「…俺、料理できないよ?」
いつもご飯は凸さんが作ってくれる。俺はその手伝いくらいで、ちゃんと作ったことはない。
「簡単なのでいいんだよ、凝ったのじゃなくても、さもくんの気持ちが伝わればいいんだから。」
そっか…
「俺…頑張ってみる!」
「………出来た!」
チョコの入った箱を掲げる。
けど…ちょっと形変になっちゃった。
「…凸さん喜んでくれるかなあ…」
悲しくなってきた。
「ただいまー」
玄関から凸さんの声がした。
あ…行かないと
「凸さんおかえり!」
凸さんに抱きつく。
「…どうしたの?」
「え…」
「なんか悲しそうだけど」
やっぱり凸さんにはお見通しだった。
「えっと…これ!」
俺は凸さんに箱を差し出す。
「え、これ…もしかしてチョコ?」
「う、うん…今日、バレンタイン、だか、ら…///」
少しずつ声が小さくなってしまった。
凸さんが箱を開ける。
「…生チョコだ…」
これが簡単だってななっし〜が教えてくれた。
色んな形があるらしいけど、あまりうまくいかなくてただの四角になった。
凸さんがチョコを口に運ぶ。
「………うっっっっっっっっっっっっっま…」
「…ほんと?」
「うん!めっちゃうまい!」
「よかった…!」
「さて…じゃあ次は俺の番かな」
え…?
凸さんが俺に箱を差し出してくる。
「…と、凸さんも…?」
「そりゃあバレンタインだから」
箱を開けると、魚の形のチョコが入ってた。
「実はさ…俺お菓子作ったことないんだよね。けどバレンタインだしさもさんに喜んでほしくて…///ちなみにそれ鮭のつもり…」
俺はチョコを食べる。
…………………甘い
「美味しい…///」
「………!ありがとさもさん!大好きだよ!」
「…俺も、大好きだよ///」
〈いや本当にすみません…2月テスト勉強で忙しくてバレンタインの話書くの忘れてました…〉
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