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「ホワイトデーのお菓子の意味は…」
俺は今、さもさんへのホワイトデーに贈るお菓子の意味を調べていた。
よく調べずに渡して、意味がやばいやつだったら…さもさんのことは絶対悲しませたくない!
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜どうしよ〜〜〜〜〜〜〜〜」
俺はベットの上でゴロゴロ転がって唸った。
やっぱりさもさんはさ…俺の恋人で、大好きな人で、言葉なんかじゃ表せられないくらいの可愛さで…だから特別な意味みたいなやつが…
「……………ん?」
気付いたら下の方にスクロールしていたスマホの画面に目が止まる。
…よし、大丈夫…なはず…
俺はラッピングした箱を見て、胸がドキドキした。
スマホの通知が鳴って、見るとさもさんからだった。
『今から帰るね』
俺はそわそわしながら玄関に向かう。
「ただい…」
「おかえりさもさん!」
「ひゃっ!?」
抱きつくとさもさんはびっくりしてめちゃくちゃ可愛い声を出した。
「と、凸さん…珍しいね…いつもはリビングから来てくれるのに…///」
「ごめんごめん、楽しみで」
「…?」
「これ…///」
俺はさもさんに箱を差し出す。
「…あ、開けていい?///」
「いいよ」
さもさんがリボンを解いて箱を開ける。
「…マカロンだ…!」
さもさんが目を輝かせる。
いやあ大変だった…むず過ぎて失敗作のマカロンめちゃくちゃ食べた…しばらくマカロン食べたくない…
でもなんとか出来たから良かった…
「さもさん、ホワイトデーのマカロンの意味知ってる?」
「えっと、確か…」
思い出したのか、さもさんは凄く顔を赤くした。
「”貴方は特別な存在”」
ネットで調べたとき、特別って言葉が目について、これしかないと思った。
「〜〜〜ありがと凸さん!大好きだよ!///」
「…凸さん、俺もいい…?」
さもさんが差し出してきた箱を開けると、中には一口サイズのバウムクーヘンが入っていた。
いやめちゃくちゃうまそう…
「意味…知ってる…?///」
意味…確か…
「……………!?///」
「”幸せが”」
さっき俺が言ったみたいにさもさんが呟く。
「凸さんと出会ってから…すっごく幸せで…幸せな生活がずーっと続いてほしいなって…///」
しばらく甘い沈黙が続いた。
「………凸さん、おやつにしよ…?///」
「うん…///あ、飲み物ホットミルクにしよっか」
これからもこの幸せがすっと続きますように。