これはあの瞬間始まった僕らの物語
周りの人は最初この様な結末になるとは思ってもいなかった。
色んな人達が望まない結末
でも、周りから望まれなくとも僕達にとっては最高で幸せな結末。
第1章:君との出会い
僕の名前は…って言うと漫画の主人公みたいだからまだ秘密ね。
今日、僕は私立夢乃原高校に入学する
僕はΩなのでCクラス。
この学校はαはAクラスβはBクラスΩはCクラスに別れている
Ωが突然発情期に入っても大丈夫のためにクラスが離れているらしい!ありがたい
教室が近ずいて来ると緊張して耳に心臓の音が響く
僕はそっと扉に手をかけた
ゆっくりと静かに扉を開けた
そしたら
「あ!クラスメイト?おはよう!」
と声をかけてきてくれた
少し驚きながら
「おはよう」
と彼に返した
教室には彼と僕しかいなかった
当たり前か、入学式が始まるまで1時間以上ある
ほとんどの生徒は寮に住んでいる為始まる30分前に来ることが多い事を思い出した
そんな事を思い出していたら彼が
「君お名前は?僕は樋 千鶴って言うの!」
そう樋君は元気よく言った
僕も続けて自己紹介した
「僕は神無月 兎三、って言うんだ…、」
そう僕は自己紹介をした。
僕はこの名前が好きではない
「変な、名前だよね、」
僕は目を逸らしながら自分の震えてる手弄りながら言う
でも樋君は
「そうかな~?兎三ってお名前”素敵”だと思うな!」
樋君はそう言ってくれた
僕は驚いた。素敵と言ってくれたのは樋君が初めてだった
気づいたらポロポロと泣いていた
「え?!兎三君どうしたの?!僕何がダメ事いっちゃったかな、」
樋君は慌てたように言った
「ちッちがうのッ、…初めてだったのッ」「この名前を素敵って言って貰えたのがッ」
僕はどんどん流れてくる涙に対抗して必死に伝えた
樋君は少し安心したようだ。
「そうだったんだね。でもそろそろ人来ちゃうから涙拭くね」
樋君は優しい声でそう言ってくれた。
ポケットティッシュでトントンと涙も吹いてくれた
「ありがと、 」
僕は少し照れながらお礼を言った
樋君は少し笑いながら
「いいんだよ。だってクラスメイトで友達だもん!」
元気いっぱいな優しい声で笑顔を向けながら言ってくれた
「そうだね、!」
僕もそれに応えるように笑顔で返事をした
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!