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そろそろ皆が来る時間帯だと思い席につこうとすると、樋君とお隣の席だった
「なんだ!お隣の席だったんだね!」
「そうだね、これからよろしくね樋君」
「よろしく、兎三君!僕の事は千鶴って呼んで?」
「う、うん、!千鶴…くん、!」
「ん〜、合格!」
「やったぁ!」
第2章:猫のような君
そんな話をしていたら多くの人が入ってきた
「あっぶねぇ!寝坊しちまったぜ〜」
そんな事を言いながら色んな人が座る
数分後に先生が入ってきた。
「これから体育館に移動する」
「席は1番後ろの列だから迷うなよ〜」
軽々しく先生は言った
きっとフレンドリーな先生なんだろう
「兎三!並ぼ!」
「あっ、うん!」
体育館に着き席につく
暖房がついているのか4月の体育館は暖かった。
「へっくしゅ」
「樋君大丈夫?」
「大丈夫だよ〜少し寒がりなだけだよ〜」
「これこっそり持ってきてたの」
そう言うって樋君に僕カイロを渡した。
「え、でも悪いよ、」
「いいの!」
「…暖かい、ありがとっ!」
樋君が喜んでくれて僕も嬉しい!
そんな事を話していたらAクラスとBクラスが集まっていた
そろそろ入学式が始まりそうだ
のほほんと先生の話を聞いていると特待生の人が話をし始めた
「〜〜年4月×日我々は私立夢乃原高校に入学しました。」
綺麗な声。透き通る灰色で猫っ毛の髪。長いまつ毛。骨ばった細い指。180cmはある背丈。
桃色の唇。アニメの世界のように白い肌。吸い込まれそうな程の水色の瞳。
まるで猫のようだ。
…あ、αだ、
Ωのみんなが惚れ惚れしてる、
クラスの子達が運命の番だったらな〜とか、惚れる〜♡とか言ってる、
僕は猫アレルギーぽいから猫系はあんまりな〜、猫系と猫は関係ないけどっ
気づいたら特待生の挨拶は終わっていた
そのまま入学式も終わって
下校している際に教室に忘れ物をしている事に気づいた
「あ〜もう!なんで忘れ物しちゃうかなぁ、」
そんな独り言をなげきながら教室の扉を開けたらみんなが惚れ惚れしていた人が居た
僕は(あ、開けたらダメなやつだった)と思い速攻扉を閉めた
「ふぅ、トイレ行こ」
トイレに行こうとしたら腕を掴まれた
「ニ”ャッ」
情けない声を出してしまった…
寄りによってもニャッって、最悪…
「お前…Ωか」
当たり前だろ此処Cクラスだぞ!
そんな当たり前なことも分からないのか!
バカな特待生!
「お前何しに来た」
「…忘れ物取りに、」
「ふーん、そっ 」
…はぁ?!何なのアイツ!フーン、ソッってなんだよ!?
どんな反応だよ?!…特待生ってよく分からん、
「じゃ」
そう言って特待生野郎は帰ってった
僕はそそくさに忘れ物を回収して玄関に向かう
玄関に向かってる途中の教室からガタガタとか「いやッん”」「もうッ、ィ”くッ」みたいな
声が聴こえた気がした…そんな声を聞いてダッシュて玄関に行った
タッタッタ
女子「え、誰かに聞かれてた、?」
???「えー?」
???「別に良くなーい?」
???「顔見られてる訳じゃ無いんだしっ!」
女子「まぁ、そうだね、」