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零風(おらふくん)side
…あれから4ヶ月が経った。
…学校に行っていたら、もう夏休みらしい。
外は太陽がギラギラと輝いているが、病室は周りがビルのお陰で、幸い太陽光が直で差し込んで事はない。
あの日からずっと、枯れた花のようにベッドにいて、動くのは食事の時と、日記を書く時くらい。
…夏までに確実にタヒぬと思っていたが、以外にも生きれてしまった。
「…今日も、おんりーは来ないんやろなぁ…」
「はぁ」と大きなため息をついて、ベッドにゴロンと横たわる。
「…夏…」
李音(おんりー)side
「…もう、夏かぁ…」
自分の気持ちを整理しようと、零風にせっかく時間を貰ったのに、時は嵐のように過ぎていった。
「結局、何も成果は無し…と。…夏…おらふくんは…」
…そうか。君は…。
「…そこの海岸…貝殻とか、あるかなぁ…」
零風(おらふくん)side
眠気に誘われ、うとうととしていた所、突然ドアが開く音がした。
眠たい目を擦ると、だんだんと視界がハッキリしてきた。
「…え…?李音…?」
今日も来ないと思っていた、李音が目の前にいる。
「…おらふくん…顔色悪いけど大丈夫そう?」
「多分…大丈夫…」
「もう夏でしょ?でも外は零風が出られないと思って、貝殻拾ってきた」
そう言って、僕に渡したのは、大きい真っ白な貝殻に、花の茎で作った紐を穴に結びつけている2つのストラップ。
「好きな方、選んで良いよ。これ、元々くっ付いてたから」
「え、じゃあ…」
そう言って、僕が選んだのは、少し大きめの水色の花が付いている貝殻の方。
「これで、俺ら永遠に繋がれるよ」
その言葉に、胸が締め付けられた。
「とわ…なぁ。」
「…海…一回でもええから、触りたい。」
「うーん…でも…外に出るには…」
「り……おんりー!海水さえ触ればええから、汲んできてくれん?」
「…なるほどねぇ。じゃあ…汲んでくる」
……なんか、今までで一番楽しいかも知れない。
…李音が出て行った後。
李音がくれた、少し萎れた薔薇をずっと見つめていた。
「零風〜?海水汲んで来た〜!」
大きいバケツに、海水が沢山入っていた。
「ありがとうなぁ!!じゃあおんりー、この中に手ぇ突っ込むでぇ!?」
「ぇぇ…」
「うわっ!?冷たっ!」
「…それ、熱したら塩になるからこのペットボトルの中にちょっとだけ入れて?」
…随分と無理なことを…
「じゃあおんりーも一緒に持ってな?」
嫌そうな李音をなんとか説得して、2人でやる事にした。
「「せぇのっ!」」
「おんりー!!溢しとる!これ拭いてやぁ?」
「…それ零風が…」
「おんりー!!!!」
「すいません…」
…こんな日々が、ずっと、ずっと続けばいいのに。
やばいです!今日が締め切りです!!
今日最終話まで全力で行きます!!