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さて、前回の続きです。


「…涼ちゃん。俺、最近全然眠れないんだ」

ずっと誰にも言えなかった弱音が自然とこぼれ出した。

「目を閉じると何かすごいものが襲ってくるような気がして寝るのが怖いんだ」

涙が頬を伝うのがわかる。

「元貴…」

涼ちゃんはそっと俺を優しく抱きしめて頭を撫でてくれる。

「大丈夫だよ。俺はずっと元貴のそばにいるよ。活動休止してたって何も変わらない。いつまでだって元貴を待ってるから…」

その優しい言葉に俺はたえきれずに涼ちゃんに抱きつく。涙が後から後から湧き出してくる。

そんな俺に涼ちゃんは「大丈夫だよ」と言いながら優しく頭を撫で続けてくれた。

まるで俺の中の心の氷が涙と一緒に溶け出していくようにどんどん心が軽くなっていくのがわかった。

そのとてつもない安心感に、優しさに飢えていた俺の心が反応する。俺はこの暖かさをどうしても自分のものにしたくてたまらなくなった。

「涼ちゃん、こっちにきて」

俺は手を引いて涼ちゃんを寝室のベッドの方に誘導する。

そして涼ちゃんに口付けながらそっとベッドに押し倒した。びっくりしている涼ちゃんにかまわず、俺は口付けをどんどん深く激しいものへと変えていく。そしてその勢いのまま涼ちゃんの下半身に手を伸ばした。

「えっ?元貴?どうして…」

戸惑った涼ちゃんの声が聞こえる。

「お願い…。お願いだから涼ちゃんを抱かせて」

その声は自分でもわかるほど不安に揺れていた。涼ちゃん自身を攻めあげながら俺は涼ちゃんにすがりつく。

「お願い。…涼ちゃんを俺にちょうだい」

俺の手の動きに反応して熱い息を漏らし始めた涼ちゃんはしばらく目を閉じた後、優しく俺を抱きしめてくれた。その暖かさに泣きそうになりながら、俺は涼ちゃんを自分のものにした。


俺は真っ白な空間にいた。そこはとてもキレイで暖かい場所。 俺の中に染み渡っていた黒い闇がサラサラと溶け崩れていく。

ここはなんて優しくて安心できる場所なんだろう。

俺はただその優しさの中で丸くなっていた…。


涼ちゃんの優しさに縋り付いてしまったもっくん。こんな気持ちだったんですね。

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コメント

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涼ちゃんの優しさに沼ったか、、、もっと沼って貰ってもこっち側からしたら大丈夫です♥ 嵐の前のもっくんは何考えてたんやろ?気になる(՞っ ̫ _՞)♡

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