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遅くなってすみません💦出します!
今回はBADENDです…。
🌳「……」
俺はマリポのキィニチだ。こんな俺でも好きなやつがいる。
🕶🌳「ーーーー!!」
アハウだ。でもアハウは龍だ。それにアハウは契約の上で一緒にいるだけ。そんな奴に恋したって意味が無い。分かってる。わかっているのに
🌳「……うるさいぞ…」
🕶🌳「はぁ!?お前この俺様に向かって何を言いやがるんだ!!」
🌳「さっきから俺は人間になれる!とか言ってるけど本当になれるのか?」
🕶🌳「なれる!今なってやろうか??」
🌳「あぁ」
ぼん!!
🕶🌳「どうだ!!」
🌳「……本当、だったのか」
🌳「すまない。疑ってしまって」
🕶🌳「ふん!許してやるよ!」
🌳「感謝する」
本当に人間になれるなんて…それに……顔がイケメンだな。スタイルいいし、。
きゃぁぁぁああああ!!!
🌳「!!!」
あっちか!
🕶🌳「キィニチ!!」
🌳「!?な、なんだ、」
🕶🌳「お前…大丈夫か?」
🌳「は?なにがだ?」
🌳「それよりあっちの方で女性の叫び声が聞こえたから早く行かないと…」
🕶🌳「はぁ?何言ってるんだよ。叫び声なんて聞こえなかったぞ?」
🕶🌳「とうとう耳がおかしくなったか?」
🌳「え?」
アハウは何を言っているんだ?しっかり聞こえた。あの叫び声はアハウも聞こえたはずだ。
🕶🌳「こういうことはあまり言わないが…」
🕶🌳「最近動きすぎじゃないか?それにお前…」
🕶🌳「よく変なこと言ってるぞ。それに悪夢を見る回数も日に日に増えてる」
🌳「……」
悪夢を見る回数が増えたのは確かに気づいていた。……なんでアハウが俺の心配をするんだ?アハウが俺の心配をする必要が無い。
その姿(人間)でそんなこと言うな、。
🕶🌳「そろそろ休め。これ以上お前の体になにかなるなんて困る」
🌳「……困る?」
🕶🌳「そうだよ」
🌳「なんでお前が困るんだ?」
🕶🌳「はぁ?そりゃお前が死んだらその体は俺のものになるんだからな!」
🌳「…そうだな」
もうそれ以上言わないでくれ…。叶わぬ恋ならばこんな体も要らないんだ。もうこれ以上好きにさせないでくれ。
🌳「珍しくお前が俺の心配か…。」
🕶🌳「……これだけ長く一緒にいれば心配することもある…」
🌳「そうか、」
きゃぁぁぁああああ!!!アビスよ!!助けて!!
🌳「!!」
アビス!?最近は無かったのになんでだ!?
🕶🌳「チッ…」
ダッ、!!!
グルルルルル…グァァア!!!
ザシュッ!
クソっ多い、!どんだけいるんだ!
🕶🌳「!!キィニチ!!」
🌳「!?」
もう間に合わない…!!
グサッ、
🌳「ぅ…あ”ッグフッ」
🕶🌳「キィニチ!!」
ザシュッ
グゥッ…
🕶🌳「おい!キィニチ!」
🌳「ッ”はぁ”」
あぁ、体に力が入らない。アビスがまだ居るのに…。ムアラ二たちが戦ってくれているのに。早く立てッ!
🕶🌳「おいって!」
🌳「あ”ッ、、、はぅッ」
🕶🌳「なんだよ、」
🌳「、、、、、」
🕶🌳「、?おい?」
🕶🌳「ッ!!」
🕶🌳「キィニチ!!おい!」
体が冷たい?そういえば人間って死ぬ時体が冷たくなるとか聞いた気が…。
🕶🌳「ッッ、、何、言おうとしたんだよ、」
🕶🌳「バカニチ、…」
🕶🌳「……契約、成立だ、」
ムアラニ「キィニチ!!無事!?」
カチーナ「キィニチお兄さん!」
🕶🌳「……」
🕶🌳「俺は、、キィニチじゃない、」
ムアラニ「ぇ、?」
🕶🌳「キィニチは、死んだ」
🕶🌳「キィニチを守れなかった俺を責めてくれ、殺すなり恨むなりどうしたっていいから」
カチーナ「ま、まって、!!」
ムアラニ「そ、そうだよ!」
ムアラニ「そんなことしないから!」
🕶🌳「……」
🕶🌳「キィニチ、、いつもなら後ろの敵に気付くのに気付かなかったんだよ、」
ムアラニ「嘘…」
🕶🌳「嘘じゃない」
カチーナ「ッ…」ポロポロ
🕶🌳「ごめん、、俺が守れなくて」
ムアラニ「キィニチが死んじゃったのは悲しいけど…大丈夫だよ」
🕶🌳「キィニチ、最後になにか俺に言おうとしたんだと思うけど言う前に死んだんだよ、」
🕶🌳「でも、何を言おうとしたのかわかんねぇんだよ、」
ムアラニ「……」
ムアラニ「キィニチはね、少し前からアハウのことが好きだったんだよね。」
ムアラニ「だから最後くらい本当の気持ちを言いたかったんじゃないかな、?」
🕶🌳「ッ…」
🕶🌳「もっと早くに伝えておけばよかったッ」
ムアラニ「……アハウも、キィニチのこと好きだったの?」
🕶🌳「そうだよッ」
もっと、もっと早くに伝えていれば…アイツは、こんな姿にならずに住んだのかもしれない
🕶🌳「ごめんッキィニチ…っ」ポロポロ
🌳「ごめんな、、アハウ」
『もっと早く伝えていれば』