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わんく
…
『 … 、… 』
『 どこ行ったん 、…あいつ、、… 』
昼のとき 、賑やかで五月蝿かった廊下は
放課後にはシンと静まり返って声がよく響く
部活が終わって 、俺の友達 コネシマを待っていたら なかなか来なくて
自分から探すことにした 。
部活が遅くなって急いで行ったのに 、…
コネシマがいなかった 。
『 … なんやねん 、… 』
『 先に約束したって言うんに 、…… 、 』
俺はコネシマから放課後遊ぶという約束をしていたのに 、
来なかったことに腹が立った 。
部活がおそくなったから 、他の部活の奴らは居なくて 、
教室にもだれも居ない、
…
、先に、帰った、???
… と俺は思って 、探すことを引き返す 。
『 …、 はぁ”“ぁぁ ~~~ … ッ 、!!!!!!! 』
『 絶対先に帰ったパターンやん 、……、 』
『 … も、…ええわ 、… 』
『 早よ帰ろ … 』
俺は自分のやったことに後悔して 、帰ることにした
帰るには荷物を取らなきゃいけなくて 、荷物は教室 。
『 …だる っ、…… 』
『 ここ一番遠いとこやん 、… 』
探しに夢中になってたせいか 、
自分のクラスから一番遠いところまで来ていた 。
『 …はぁぁぁ、~~~~ 、、……( 溜息 』
俺は大きい溜め息を吐きながら 、とぼとぼとクラスまで歩いた
…
『 ……やっと 、…… づいだぁぁぁぁ、、…… 』
この学校の校舎は大きくて 、3学年の俺も迷ってしまうほどだ 。
階段をのぼって 、…通路を右に曲がって …
俺はやっとの気持ちでクラスのドアに手を掛けて 、
右へ引いた 。
『 …… 、 』
『 …… ぁれ ? 』
ドアの向こうには 、金髪がよく目立つ青年が後ろを向いて立っていた 。
この金髪 、…
… こねしま、?
『 … っぉい 、しっま 、 』
『 お前 、なんで約束したのに来ないんだよ ?? 』
おれはコネシマのもとへ駆け寄って 、
こいつの肩を揺らした 。
『 …? 』
気づいて貰うために肩を揺らしても見向きもしない 。
… ただ、棒立ちだった 。
『 …ぉい!!!しっま!!!! 』
そのため、俺はコネシマの耳元に声を通して 、
コネシマの前に立った。
『 …っ、ゎ 、… 』
… と、立ったと同時に
足元で ぐしゃ っ 、
という音が教室に響いて 、俺はそれを踏んだのか 不意に床に倒れた 。
『 … ぃてて 、ッ ……、 』
「 … ! 」
「、 だいせんせい 、っ??」
さすがに転んで気づいたのか 、さっきまで棒立ちだったしっまは 、
驚いた顔をして俺をみた 。
『 … ぁ 、やっと気づいた 、!! 』
『 お前 、ずっと俺のこと気づかなかったんや 、……で 、……、 』
『 ……ぇ、 』
俺はコネシマに文句を言いながら、
転んだ原因のものを咄嗟にみた 。
床には 、元の形がわからないほどの赤黒く 、
ひどく変形しているクラスメイトの顔だった 。
こいつの顔はもうすでに柔らかくて 、俺が踏んだ拍子にもっとぐしゃぐしゃになった
『 … ぉれ 、これ踏んで 、… っ、 』
俺はこの顔を踏んだ事実が信じられなかった 。
しっまをよくみると 、いつものコネシマの眼差しじゃなくて 、
口の周りは赤黒いシミがたくさんついていて
、
鋭い牙 、長い爪 、この世にあると思えない肌の色 。
すべてが俺の頭をぐるぐる狂わせた
「 … ぇぁ 、っ 、 」
「 … ちょっと 、…っ 、大先生まってゃ 、…… っ、笑 」
そういいながら離れていく俺を追い詰めるように近づいた 。
こいつが近づいていくと同時に
さっきのしっまの姿は元の体へと戻って 、かなしそーな顔を見せた
『 …… っ、 』
『 これ 、…っ 、お前が … 、?? 』
… と 、近づいてくるコネシマを避けながら問い詰めた
「 … ちがゥ 、…… 、 」
「 違ぅねん 、… っ 、だいせンせ 、…!」
『 ぅそ 、やろ、 』
『 …正直にいえや 、! 』
そう顔を見ながら俺はコネシマに怒鳴って 、
睨み付けた
「 … だから 、違ゥ… っていってるャろ 笑? 」
「 … なァ、っ 、待たせてごめんな 、? 」
「 かえろーャ 、笑 ?」
コネシマは俺の鞄を 血だらけの手で持って
、
俺に微笑みを向けた 。
鞄の持ち手には赤黒いシミが沢山ついていて 、
とても持てない状態だった 。
『 … っ 、 』
「 … ふハ 、っ 笑 」
「 、なんなン 、そノ目 … 笑? 」
「 … 」
「 … ォねがぃ、…… 」
「 このコと 、誰ニモ言わナいでくれャ 、… ?笑 」
『 …! 』
そうコネシマが言った瞬間 、
一瞬姿が変貌したみたいで 、
俺の腕には鳥肌が流れた
『 … っ、 』
俺は気味が悪かったから 、
コネシマが持っていた鞄を無理矢理奪い取って
あいつの顔も見ずに家に帰った
… 今日は はよ寝よ …
俺は家に帰ったら倒れるように寝た 。
…
次の日
『 … 』
「 … !!! 」
「 、だーいせんせっ!!! 」
「 おはよ!!!!! 」
学校に向かっている途中 、
校門のところでコネシマに呼び止められる 。
『 … んゎ 、… ぉはよ 、! 』
俺が挨拶を返したら 、いつもの通りのコネシマの長い世間話が始まる
まるで昨日のことはあったと思わないぐらいに。
『 … 』
… よかった。
夢、だったみたいだ。
「 … ヨ ka っタゎ、 」
「 ダレにモ…言っテ naくテ… 笑 」
俺は妙にドロ っとした鞄の持ち手を握りしめて 、
コネシマへとついていった