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かさなる想いの中で

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かさなる想いの中で

14 - 第13章:辛い時はお互い様 Side:蜜奇

♥

18

2025年10月28日

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〔第十三章:辛い時はお互い様〕side:蜜奇

放課後。

秋斗っちになぜか待っててと言われ、今教室で1人待っている。

(なんで今…は??まさか願いの館のこと??…って知らないか)

そんなことを考えてると、秋斗っちが入ってきた。

「ごめん、待っててもらって」

「いや、そっちの方がいつも早いじゃん、待つってこと慣れてないもん~」

「あ、そっか…ごめん」

なぜだかいつもより緊張感があった。

(ならもう…本題入ってもらおっかな…?)

「あ、あのさ…今日はなんのために…?」

「…もう言った方がいいかなって思ったから」

「何を…?」

ふっと緊張が走る。

「ごめん」

「んえ??」

「ん…?」

「何が?何で?ごめんなの…??」

「何か抱えてるって知ってて何もできなかったっ…から…」

「え」

(え?え?何で…?え?)

「いや、大丈夫だけど…そんなことで?」

「そんなことじゃないよ!だってここ三日間居なくなって…」

「あぁ…それか…まぁ…うん…そうだけど…もしかして心配かけさせちゃった…?」

「…うんっ」

「ごめん」

「謝んないでっ…!」

「俺のせいでもあるんだ、心配だったんだ…それは確かだったんだ、だって!」

「俺はあなたが好きだから!」

「え」

(え?え?いやいやいや!何何何何??)

いきなりすぎて、何が何だかわからず思考停止。

「あのさ…いきなりすぎない?」

やっと思考が回り始めた。

「うん…分かってるだけど…さ、そろそろケジメつけたくて…ね?」

「あ、あはは…」

「でもさ、何か抱えてたんなら言ってほしいっ、1人で全部抱えようとしないでっ…」

ふわっと温かいものが体を包んだと思えば、ハグをされてた。

「ちょっ…秋斗っちっ…??」

「お願いっ」

私の目にはいつの間にか涙が溢れていた。

「んえ??ちょ、蜜奇さん??何で泣いてんの??」

「泣いて…ないっ…」

「明らかに泣いてんじゃん!どうしたの??」

「なんか安心しちゃってっ…てな感じなのかなっ?」

「…うん、それなら良かった…」

「でも、とりあえず…辛い時はお互い様、だからね?」

「うんっ!」

私の恋はこんなに恵まれた恋だったんだ。

・・・

「ねぇ、秋斗っち?」

「ん?」

帰り道、ふと思い出したことを聞いてみた。

「明日ってさ、修学旅行のこと色々決める日だったよね?」

「あぁ… うん、そうだった気がする」

「班さ… 一緒でもいい?」

「…うんまぁ…合同だったらね~」

「そっかぁ〜」

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