この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません
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宮舘side
『【「《ごちそうさまでした~》」】』
みんなでご飯を食べ終わって、みんなでのんびりしているところで違和感に気付く。使用人が一人も居ない。いつもなら何人も居るのに、お皿を下げてくれたあと各々そそくさと自室に帰っていった。どういうことだろうと考えていたら翔太が何か持ってきた
『飲まね?』
「ん、お酒?」
【俺も飲も、らうるも一緒に飲もーや!】
《いいよー、みんなで晩酌とかめっちゃ久々!》
みんな飲むなら俺も飲もうか。そう思って缶を開けようとすると翔太が既に開いてるやつを渡してきた。どうせ飲みたくないやつ間違えて開けちゃったとかなんだろうな、別に俺はなんでも良いから飲むけど
『間違えて開けたから交換して』
「ん、いいよ」
『ありがと』
ここでまた、違和感に気付くべきだったんだと思う。でも俺はそこまで考えていなくて、普通に渡されたお酒を飲んでしまった
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「ふー……っは、ぁ、なんか暑くない?」
『ん?別に暑くないけど』
けろっとしている翔太と康二と、ちょっと顔が赤いラウール。お酒強めの俺らの方が先に酔うなんてこと滅多にない。ましてや、同じ度数の酒を飲んでいるんだから尚更。何かおかしい、ちょっとなんか…何とは言わないけど主張してきてるし。明らかに身体が変だ
「ちょ、ごめん俺部屋帰…」
『なら俺も戻ろうかな』
【俺も戻ろっと、らうる行くでー】
《…ん、先行っててくれる?》
【えーなんでよ、一緒行こうや…】
《いやちょっと…》
何か揉めてる間に俺は上がろう。こっそりその場を抜け出して、部屋に戻ってベッドに腰かける。さて、緩く頭を持ち上げてしまったコレをどうすべきか。とりあえず鍵掛けて抜くか、とドアの方へ足を進めると突然扉が開いた。待て待て今こられたらまずいんですけど
「いやちょ、誰…」
『あ俺。お邪魔しまーth』
「いやお邪魔されちゃ困るんだけ」
『だろうなと思って来た』
「はぁ?」
いやいや、襲いますよ普通に。俺あなたのことずっと好きなんだから。でもこんなことで傷つけて一生のトラウマを植えつけてしまったらまずい。多分どっかの誰かに何かのタイミングで変な薬…所謂媚薬的なものを盛られたんだと思うけど、そんなどこかの誰かのせいで俺の一番大事な人が傷付くなんていただけない。一旦帰って貰おう
「ごめん、今からやらなきゃいけないことあるから」
『これ、治めるんでしょ?』
「は、」
ベッドの方に追いやられたかと思うと、半ば無理やり体制を後ろに崩される。ぐり、と彼の膝で俺の膨張しきったそれが刺激されれば不覚にも小さく声を出してしまった。てか翔太ってこんなことするような子なの?どっからの誰の入れ知恵なんだ
『手伝ったげる。全部任せて』
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汗でじんわりと濡れた彼の身体が俺の上で微かに動いている。初めてだのなんだの言っていたにもかかわらず俺のものを根本まで加え込んで離す気が無さそうな結合部を一瞥して、彼に一つ問いを投げる
「はぁ、っ、全部やってくれるんじゃなかったの?♡」
『ぅ”…ぁ、♡っりょ、た、そこやだ、待って…♡』
「誘ってきた…って言うか、勝手に始めたのそっちでしょうが。質問と答えあってないし、笑」
俺の上でへたりこんでしまっている彼の腰を掴んでぐっと突き上げる。彼の腰が反って矯声が上がったかと思うと間髪入れず飛び出してきた白濁が俺の腹を白く汚した。思いっきり締まった反動で自分も達しそうになるのを何とか堪えて律動を止める
「ごめんね途中で止まってあげれなくて」
『…?いや、誘ったっていうか仕向けたの俺だし』
「え?それってどういう…」
『え、酒に媚薬入れた』
「は、?!え、あれ翔太だったの?」
『…ごめん』
そうなったら話はまた変わってくる。俺まだ出してないし、巻き込んでしまったから我慢しなきゃと思ったけれど俺が被害者ならもうちょっとくらい付き合って、なんて言う権利があるだろう。上体を起こして優しいキスを送ると目をぱちくりさせていた
「じゃあ俺が満足するまで、ね?」
『…まじか』
緩く彼の身体を押すとぽす、と軽い音を立てて彼がベッドに沈んだ。どうせすぐ俺のものになるんだし、いいよね。彼の白い肌に、勝手に紅い花弁を散らした
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ラウールside
自分よりも小柄で華奢な身体を組み敷くとお酒のせいなのか、彼の顔は紅く染まって見えていた
《ねぇ、そんなに俺とのえっちよかった?》
【ちゃ、ちゃうんやって、いや違うこともないけど…、】
多分この感じお酒じゃないよなあ、と考えていた矢先に見つけてしまった謎の瓶。どうやら媚薬とかなんとか言われるものらしかった。絶対これのせいじゃん、と思ったから遠慮なく康二くんを食べます。多分盛ったのも康二くんだし
《ふーん…じゃあいいや、俺これどうにかしなきゃだし一回部屋出てくれる?》
【…嫌や、】
《嫌って…じゃあどうすんの、目の前で一人でとか絶対無理よ?》
【…だ、ぃてくれたら、ええやんか、】
《んー何?聞こえなかったかも》
【抱いてって言うただけやし、!】
《やっぱ抱いて欲しいんじゃん》
【ちゃ、そんなつもりじゃ…】
《うだうだ言わないの》
ちゅ、と口付けて舌を捩じ込むとやっと静かになった。そのまま歯列をなぞって、舌を絡め取って軽く吸う。段々と甘い声が漏れ出てきて可愛らしかった
《んは、もーとろとろじゃん》
【…?なん、手ぇ出してくれんの?】
《んーん、可愛い康二くん堪能してただけ》
【もっと可愛いとこ、引き出してくれるんとちゃうん?】
《えー何それ可愛い、これからいーっぱい可愛がったげるから、覚悟しといて》
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【ちょ、ほんまあかん、♡っぉ”、あ”…奥、も、入らんから、ぁ♡】
《もう無理なの?そろそろこの奥、開けそうだけど》
とんとん、と奥の方をノックすると未だ開いたことのない最奥が俺を受け入れようと徐々に開き始める。胸元に印付し、軽い口付けを繰り返す度に、嬉しいのか中が畝り身体は正直に反応を示す。
【イっ…ぁ、う、♡らう、らうる…♡】
《なぁに、どしたの》
【こ…この奥、入りそ、】
《?そりゃ、頑張れば入るだろうけど…》
【挿れてや、】
《え、…いや痛いかも》
【もぉでも、このへんじくじくするんやもん…】
俺の手を取っておへその下辺りにそっと添える。俺のが中に入っているせいで少しだけ膨らんだそこを微かに蠢かせながら、潤んだ瞳で更なる快楽を求める彼が愛おしくて。そのお願いを突っぱねるなんてことはできなかった
《…じゃあ挿れてみよっか。痛かったら言って、》
【わかったから、はよ来てや】
急かすように彼の足が俺の腰に回されて、近かった距離が更に縮まる。ぐぐ、とキツい中を解すように腰を進めてみると、少し何かが開いたような気配がした
【っは、っぁ♡奥、奥来とる…♡】
《…っは、きっつ……康二くん、もうちょっと力抜ける?あ、ちゅーしよっか》
【ん、する、♡】
ぎゅ、と手を繋いで何度も唇を重ねていると、段々と身体の力も抜けてくる。彼が息を吐いて筋肉が弛緩したと同時に少し強めに自身を押し込んでみると、彼の身体が大きく震えて、握っている手に力が入った
【っあ、??!?は、ぁぇ、な、あかんこれ、イく、イく…っう~~♡】
《っあ、やば出そ…っぅ、ん…、♡》
【…ゃ、なんか、ぁ、きもちいの止まらん、♡】
彼の下半身へと視線をやるとなにも出さずに達してしまったようで。中イキの反動なのか痙攣を止めない身体をゆっくりとさすりながら頬や額に何度もキスをする
《はぁ…っ今、入ったのが、結腸。あとさっき中イキ出来たね》
【中イキ…?】
《もう女の子じゃん》
【…?!え、そういう…いや女の子ちゃうし!】
男の子でも女の子でも康二くんは康二くんだし、可愛いからなんでもいいや。その後もやいのやいの言い続けている彼を宥めながら少しずつ後処理を始めた
コメント
1件
ゆり組といいラウこじといい尊すぎでしょ🫣🫣❤️💙🤍🧡