⚠️能力者人狼第一回のネタバレ有!
「あはははッwww」
「ふッ…ははははッwww」
俺らは、笑いが止まらなかった
”ら”というのは、俺の隣で勝ち誇ったように笑い転げている「元」王子様
「いや~、w」
「人間関係ってほんとにおもしろいね、w」
「うん、本当にw」
元、というのは、
今までの皆から慕われる、キラキラとした王子様像を捨てて、
醜い本性を現した、ということ
俺が、最後の何の特技もない最後の雑魚人間…のあさんに斧を振りかざした瞬間、
糸が切れた操り人形のようにのあさんは倒れて、
俺らは笑いが止まらなくなっている
「もふくん、ナイス!」
「www、上手くいってよかった」
「やっぱり、頭脳派の策略家は敵に回しちゃいけないね、」
「俺も気をつけなきゃ、w」
「いやいや、仲間を殺す必要なんてないでしょ、w」
「まぁ、確かにね、w」
皆を引っ張っていく頭脳と、いるも輝いて居る王子様の闇落ち
最高で、最悪のシナリオじゃん
「あはははは、www」
「ッ…www」
そして、最後のシーンを撮り終わって、
「OK!」
先に死んでいたリーダーの声が聞こえた、
「…ふぅ…」
「やった~!!!!」
さっきの不敵な声とは想像もつかないような、明るく無邪気な声が隣から聞こえた
「よっしゃ、!」
「勝ったから、アイス奢ってよ!」
「うわ~…負けちゃいました…」
「えっ、…俺は?」
黒髪に、赤いメッシュの入っている、赤目の無邪気な男の子が言う
「なし…ですかね、w」
「そんなぁぁ…」
「大丈夫大丈夫、俺の半分分けるよw」
「ありがと、ヒロくん神~…」
そう、俺らはアイスをかけた真剣勝負を撮影ついでにしていたのだ
俺もヒロくんも、さっきまでの演技モードを解除して、いつも通り笑っている
こんな、俺たちの日常。
つまんないかもしれないけど、俺らにとっては何よりも輝いているんだ。
きっと俺らはこれに…命を懸ける。
コメント
4件
これめっちゃ好きです...! てかシリーズ公開しててほしいです((((
この悪そうな感じ…天才! mf君絶対最強!アイス奪い合ってるのも尊い…!
この小説また見れるようになって嬉しいです!