テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※桃水 🈶
「ねぇなつくん、どこいってたの?」
「友達ん家」
嘘じゃん、うそじゃんうそじゃん、うそつき
ねえ鼻先についてるキラキラは何?ハイライトだよね?なつくんってメイクするっけ?化粧の濃い女とキスでもしたのかな??てかその友達は女なの?男なの??
なんて、言えたらいいのに
「……そう、」
なんて一言しか言えない自分に腹たってしょうがない。
「あ、明日俺飯いらんけ 」
「りょーかい」
ふたりともご飯なんかまともに作れないから、毎日呑気にうーばーして
「…今日…さ、」
「今日夜空いてる?」
『今日夜空いてる?』
ふたりで決めたお誘いのことば
こさがいいかけたらなつくんも被せて言ってきた。いつもは八割くらいこさめから誘うけど、今日は珍しくなつくんからだった。
「…、あいてる、(笑」
ふへってなつくん見て笑って、にこってし た。そしたらなつくんもこっちみて笑った
その笑顔をみてばかなこさめはまた惚れる
他に誰に向けてんだろ、そのえがお。
「ぅ″ッ…あ″~ッ♡♡♡…ッ、ひぅ″っ!?!」
「あ″ッ、まっぇ、…まって、やだやだ…ぁっ、♡♡♡」
「だいじょ~ぶ、ほら可愛い顔見せて?♡」
「うッ…ぅ″ん…ッ、♡♡♡」
俺の目を見てふにゃりと笑ったこさめ
どう考えても俺以外に見せたことがない顔で俺を見つめる。それがばかで滑稽でかわいくって、俺以外に居ないんだろうなとか思う
とかいいながら外で女作ってる俺も大概だけど(笑
「…ふッ…あっ♡♡…ら、/…なつ、、く、♡♡♡」
「うんうん、だいじょうぶだいじょうぶ」
「俺がいちばんこさめのこと好きだから♡」
「…………ばんこさめのこと好きだからね」
「俺がいちばんこさめのこと好きだか………」
壊れたレコードみたいにこさめのスマホからなつくんの声が流れる。
その横でこさとらんくんはふたりで汗だくセックス中。どんな性癖なのかは知らないけど、らんくんはこれが興奮するらしい
「こさよかったね、俺の慰めいらないじゃん~♡♡」
「あ″ッ…やだやらぁっ…♡♡ぉ″ぐッ、!?♡」
「い、や、ああああ″ッ、!?!?//」
「あは、おくいっちゃった、♡」
ごめんごめん、とすかしてわらいながら腰を振り続ける。下品な音と共に男か女か分からない汚い喘ぎ声が部屋中に響く、下品な音はこさとらんくんがセックスしてる音で、汚い喘ぎ声は言わずもがなこさめ。
セックスしてる時だけなんにも考えないでいい、あたまばかになれる、こさめこれがすき
「は~い、こさちゃんぼーっとしないで、♡」
「何考えてるのか知んないけど、今はなっちゃんじゃなくて俺に集中してね、♩」
「ッ!?♡♡あぁ″…うッはぁ…っ♡♡♡♡ 」
んふ、…やっぱあたまばかにしてくれるらんくん、なつくんよりもすきかもね、♡
「あ、こさめやっとなつと別れる気になったー?」
「ぅ″っあ…//、あるわけないでしょ、ッ~、!!♡♡♡」
「やっぱそっかー、俺じゃなつに敵わない?」
「浮気もしないし愛してあげるし可愛がったげるし優しくするし、飯も作るし…」
「こさとッ、浮気してる時点で信じられへんわ…っ、、♡♡」
「あは、それはそう!」
こいつ頭のおかしいんか?って思いながら、にこにこでこさめをみつめるらんくんをみる
その目線は焦ったいくらいに甘くて、むずかゆくって、それこそなつくんの目線とは大違い
なつくんは甘ったるいと言うより甘やかしてくれる目してるし、こさが嬉しそうにするとなつくんも嬉しそうになって目がハートになって焦点合わなくなるし、なつくん自身は気づいて無さそうだけどね
あー、その自信くそみそにへし折ってやりたい
そしたらそしたらこさめ、沢山愛されるだろうな♡
最近、こさめがやけにらんの家に泊まりに行ってるらしい。その話はらん本人から聞いた
こさめが俺以外とやるなんて有り得ないし
満足できないだろうし、こさめ俺のこと好きだしまさか浮気だなんてことは無いと思うけど
でもそれでも俺は心配だった。
取られるなんて思ってないけど取られた時俺はどうすればいいか分からない
…聞くなら本人に聞いた方が早いか
「…なぁ、こさめってらんと浮気してる?」
「え?…何、急に(笑」
こさめがすぐに否定しない
こさめって素直だから本当のことは態度に出るし嘘は下手くそで誤魔化しも苦手。
つまりは、…ほんとのこと
「バレるの思ったより早かったな」
「もしかしてらんくんからきいたん?」
こちらをみずにスマホをいじりながら当たり前のように話す。俺との距離は遠くはないが近くもなかったから、こさめが離れていく気がして、こわい、こわいこわいこわい。
「い、…やなんとなく、…思っただけ」
「じゃあなつくん凄いな(笑」
「絶対バレんと思った!」
「だって先に浮気した方っていつまでも相手が自分のこと好きだと思っとるしな」 って全部俺の事見透かしてるみたいな返事だ っ た
「なつくん、こさのことすき?」
「うん、すき…すきだから、こさめすき」
「んふ、よかった(笑」
浮気してごめん、って言われた
俺がそれを先に言わなきゃなのに、ごめん
「ごめん、ごめんごめん、こさめ」
「もう女全員切る、こさめしかみないから」
「…女しか切らないんだ」
「うそ、嘘だから、こさめ以外全員切る」
安心したようにこさめはにっこり笑って俺を抱き締めてくれた。その温かさに安心して、俺は目をつぶった
「ねえこさめ、こさめこさめ」
「だれ、さっきの電話、誰だったん?」
「んーナイショ、(笑」
「…なぁ、、おしえて、?な、おねがい」
「んふ、心配しないでらんくんだよ」
…らん、…またらんかよ
こないだの電話もらんって言ってたおかしい
またこさめは浮気するかもしれないいやだ、それはいやだいやだやだやだ
「ねえこさめ、またらん?俺よりらんの方がいい?」
「そんなこと言ってないよ(笑」
「なつくんが1番に決まってるじゃん」
「そう、…だよねそうだよね、」
ふにゃりと笑ってニッコリ微笑まれた
かわいい、かわいいかわいい
甘くて優しくて色っぽくてぶち犯したいえろい笑顔。すき、すきすきすきすき
あー、今日も俺の上に乗ってかわいくないてくれるかな、♡
零魂
21
コメント
6件
ああ〜〜第1話からこの重くて甘くて苦しい感じ、たまらん😭💕 こさめの「言いたいこと言えないもどかしさ」となつくんの「実はこっちもやましい」両方見えてるところがすでにエモすぎる…!! 最後の「今日も俺の上に乗って可愛く鳴いてくれるかな♡」でゾクッとしたよ…この歪な関係性、癖になるやつだ〜〜🫠💖 続きが気になりすぎる🌀さん天才!!