テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
暑い日差しが孤独な世界を生きているひとりの女子高生にささると、憂鬱な一日がはじまる。
愛音は孤独だった。
幼い頃に父と母を亡くし、愛音は親戚との生活を余儀なくされた。愛音を誰が引き取るかで親戚は相当揉め、押し付けあった末、母の妹夫婦に引き取られた。
その家で愛音は空気も同然だった。ご飯も用意されていなく、洗濯もひとりよそ で行い、家に帰らない日が続いてもだれも気にとめていなかった。
アルバイトに勉強、身の回りのこと、すべてこなすことにも慣れた日々。それでも愛音は孤独だった。
父親の口座は凍結された。と親戚は言っていたけど学費はそこから落とされている。暗証番号が分かれば引き下ろせるかも知れないと思ったが、性格や顔すらもろくに覚えておらずこれと言った案も浮かばなかった。
「わたし、愛されてたのかなー」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!