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みらーぼーる
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#rmfu
Mona
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コメント
3件

この作品好きです!😭続き楽しみにしてます!
うわあ……この話、一気に三人分の重さがドンッとのしかかってくる感じですね。syuのあの「絶対に変わらない」執念、普段あれだけヘラヘラしてる男がここまで脆くなるって、逆にどれだけkzに依存してたか思い知らされます。あの泣き崩れながら「お前がいない世界なんて生きていけない」って台詞、心臓掴まれました。rmがsyuに毛布かけるシーンも、言葉にできない優しさがにじんでてじんわり来ますね。fu様の「一生、俺の傍にいろ」も、付き合ってないのにこの重さ、ズルいです……。次回が気になる!
【登場人物】
fu 誰もが恐れる冷酷な若き当主。地下牢の一件以来、rmへの過保護と独占欲が跳ね上がっているが、まだ正式に付き合っていないもどかしさに悶々としている。
rm 超天然な少年。極限状態でfuへの恋心を完全に自覚したものの、付き合っていない恥ずかしさと愛おしさから、想いを声に出せず、顔を真っ赤にして俯いてしまう。
syu お調子者エリート。何日も寝ずに看病し、限界を超えて倒れそうな状態。fuたちの「交代する」という申し出を頑なに拒む。
kz 国中から大人気の冷酷メガネ美男子。rmの分の拷問をすべて引き受け、全身血と傷だらけで倒れてしまう。体はまだ完治しておらず、過去のトラウマから幼少期に戻ったように子供っぽく泣きじゃくりながら、昏睡状態で悪夢に魘(うな)されている。
【深夜・お屋敷のsyuの部屋】
時計の針が刻む音を何回聞いただろうか
kz「ん……ぅ……やだ、よ、おいてかない、で…おとーさん、おかーさんっ、いたい、つめたいよぉ…っ」
手厚い治療を受け、傷口は包帯で綺麗に覆われている。しかし、どれだけ時間が経ってもkzの意識が現実に戻ってくる気配はなかった。額に酷い汗をかきながら、過去のトラウマの悪夢に囚われ、幼児退行したように「やだぁ、やだぁ」と声を漏らして、シーツを涙で濡らし続けている
syu「kz……、お願いだからもう起きてよ。……シャロンの言ったことなんて全部嘘だし、君を捨てた奴らは俺が全員消してあげたから。ねえ、目を開けて、いつもの冷たい目で俺のこと睨んでよ……っ」
いつもならどんなピンチでも軽口を叩いて場を和ませるお調子者のsyuが、すっかり目の周りを真っ赤に腫らし、何日も寝ずにkzの細い手を両手でぎゅっと握りしめている。いつも完璧に整えられているエリートの髪もボサボサのままで、恋人を失うかもしれない恐怖にその身体を小刻みに震わせていた
kz「ぅ、あえん……しゅ、う……暗いよぉ……っ、いたい……つめたいよぉ……っ……」
目を閉じたまま、幼児のようにsyuのシャツをぎゅーっと力いっぱい掴み、その胸に必死に顔をこすりつけて泣きすがるkz。完璧だった氷の仮面は完全に溶け去り、深い眠りの中でsyuの絶対的な愛と体温だけを必死に求めていた
syu「ここにいる……っ、ここにいるよ、kz……っ!!」
子供のように泣きじゃくる恋人の姿に、syuの張り詰めていた理性の糸が、ついに音を立てて激しく切れた。ガシッとkzの身体を布団ごと強く、壊れそうなほど必死に抱きしめ、その胸に顔を埋める
syu「う、うああん……っ! ごめん、ごめんね、kz……っ! 俺が、俺が隣にいなかったから……たった2時間なのに、お前にこんな怖い思いさせて……っ! 国中のみんながお前のこと大好きだし、何より、俺がお前を世界で一番愛してるのに……っ、なんで届かないんだよぉ……っ!!」
いつもはへらへらと笑っていた男が、子供のように大声を上げて、涙をボロボロと流しながら激しくむせび泣き始める。どれだけ自分の愛を叫んでも、どれだけ強く抱きしめても、現実を拒絶して深い昏睡に落ちていくkzの絶望的な冷たさに、syuの心がボロボロに引き裂かれていく
syu「嫌だ……っ、お前がいない世界なんて、俺、生きていけないよ……っ。お願いだから俺を置いていかないで、kz……っ!!」
シーツを涙でぐしゃぐしゃに濡らしながら、syuは泣きじゃくるkzの身体に自分の体温をすべて分け与えるように、夜が明けるまで何度も、何度もその名前を泣きながら呼び続けるのだった
【同じ頃・隣のfuの自室・ベッドの中】
今日から、梅雨入りらしく窓の外は土砂降りの雨が降っている
rm「……ん……ぅ……」
fu様のベッドの中で、rmは小さく身を縮めていた。隣の部屋から微かに聞こえるsyuさんの悲痛な泣き声。シャロンの冷酷な言葉が、暗闇の中で何度もリフレインしていた
もし……もし本当に、私がfu様にとって、いなくなってもいい存在だったら……
頭で初めて抱いた、暗い不安。付き合っていない両片想いの不安定な心が、rmの瞳に涙を滲ませる。声を出してfu様を呼ぶ勇気が出ず、布団の中でシーツをぎゅっと握りしめて静かに身体を震わせる
fu「……rm? 起きているのか」
隣の寝台から、rmの微かな異変を察知したfu様がすぐに起き上がる。迷わずrmのベッドへ滑り込み、布団の上からその小さな身体をガシッと力強く抱きしめた
rm「ふぇっ……! あ、fu、fu様……っ」
暗闇の中、不意に包み込まれた fu様の大きな体温に、rmは驚いて声を漏らす
fu「震えているな。また、あの地下牢のことを思い出して、怖くなったか?」
低くあたたかい声。fu様はrmを安心させるように、その背中を大きな手で何度も何度も、優しくトントンと叩く
rm「う……ぅ……っ……」
やっぱり、声が出ない。シャロンの言葉が怖かったことも、kzさんが目覚めなくて悲しいことも、何よりfu様に嫌われるのが一番怖いことも、迷惑がられて嫌われたくないから上手く言葉にできない。ただ、ボロボロと大粒の涙を流しながら、fu様の温かい胸元に自分からギュッと顔を埋め、その広い背中に細い腕を必死に回してしがみつくことしかできなかった
fu「……泣くな、rm。私はここにいる。お前がどんなに不器用で、言葉にできなくても、私がずっとお前の傍にいてやる。シャロンの言ったことなど気にするな。お前は誰の代わりでもない、私の世界で一番大切な存在だ。……だから、何も怖がるな」(
の中で言葉を失くして泣きじゃくるrmの愛おしさに、fu様の胸が激しく締め付けられる。付き合っていない境界線を越えないよう、必死に理性を保ちながらも、fu様はrmの頭をごしごしと愛おしそうに撫で、冷え切った夜の闇からrmを完全に隠すように、夜が明けるまでその身体を強く強く、抱きしめるのだった
【翌朝・syuの看病部屋】
fu「……syu。おい、syu」
朝、rmを伴って再び看病部屋を訪れたfu様が、その凄惨な光景に思わず言葉を詰まらせる
syu「あ、fu様……rmくん。おはよう、ございます……」
振り返ったsyuの顔は、誰の目から見ても限界を超えていた。目の下には酷い隈が刻まれ、顔色は土色に近く、呼吸すら浅い。何日も寝ずに、さらに昨夜一晩中大声を上げて泣きじゃくったせいで、声はガサガサに枯れ果てている。座ったまま意識が飛びそうになるのを、自分の腕を強くつねることで必死に繋ぎ止めていた
rm「syuさん……! すっごく顔色が悪いです。倒れちゃいます……っ!」
あまりのやつれっぷりに、rmは心配でたまらなくなり、声が出ない恥ずかしさよりも焦りが勝って叫ぶ
fu「……これ以上は貴様が倒れるぞ、syu。命令だ。今すぐ隣の部屋で横になれ。kzの看病は、私とrmで変わる」
fu様が厳しい口調で、だがそこには幼馴染みであり大切な側近への確かな気遣いを滲ませて、syuの肩に手を置く
syu「……ダメ、です。嫌です。絶対に、代わり、ません……」
いつもなら「はーい、お言葉に甘えて〜」とヘラヘラ笑うはずの男が、fu様の手をガシッと力強く振り払い、見たこともないほど執念に満ちた、血走った瞳でfu様を真っ直ぐに睨み返した
fu「syu……貴様、主の命令が聞けんのか」
syu「主の命令だろうがなんだろうが、これだけは譲れません……っ! 昨日……昨日、アイツが子供みたいにワンワン泣いて、俺の名前を呼んでくれたんです……! あんなに弱くて、あんなに俺を必要としてくれたkzを、他の奴に任せられるわけないでしょう……っ!?」
ガサガサの声で、必死に感情を爆発させるsyu。その震える手は、未だベッドの上でうなされるkzの手を、文字通り命綱のように強く、強く握りしめたままだ
syu「アイツが目を覚ました時、最初に視界に入るのは、絶対に俺じゃなきゃダメなんです。俺が傍にいて、大丈夫だよって抱きしめてあげなきゃ、アイツの心は戻ってこない……っ。だから……頼むから、俺からkzを奪わないでください……っ」
ポロポロと、再び乾いた瞳から涙をこぼしながら、syuはベッドの横に崩れ落ちるようにして、それでも絶対にその場を動こうとはしなかった。お調子者のプライドをすべて捨て去った、狂おしいほどの執着だった
fu「……はぁ。そこまで言うなら、もう何も言わん。好きにしろ、大馬鹿者が」
頭痛をこらえるように額を押さえつつも、fu様は諦めたように深くため息をつく
rm「syuさん、よければおにぎり食べてください」
rmは急いで作ったおにぎりを4つsyuに持たせた
syu「ありがとう…」
そういい、syuはおにぎりを食べ始めた
fuは、嫉妬で心を支配されそうになったが緊急事態だったため心を静めた
【それから数時間後・お昼前の看病部屋】
rm「……あ」
部屋の隅でfu様と一緒に静かに控えていたrmが、小さな声を漏らす
syu「…………っ……」(
れほど頑なに看病を譲らなかったsyuだったが、ついに肉体と精神の限界が訪れた。ベッドの横に座り込み、kzの手を握りしめた姿勢のまま、すとんと深い眠りに落ちていた。ガサガサに荒れた唇は小さく開いたままで、力なくその頭をベッドの縁に預けている
fu「ふん……力尽きたか。無理もない、あれだけ無茶をすればな」
fu様が呆れたように、けれどどこかホッとしたように呟く
rm「……っ……」
rmは小さくコクコクと頷き、部屋のソファに置いてあった毛布をそっと両手で抱え上げた。トコトコと足音を立てないようにゆっくりとベッドに近づき、眠るsyuの大きな背中に、優しく毛布をかけてあげる
syuさん、ありがとうございます。地下牢のとき、kzさんが私を必死に守ってくれたのは、syuさんがいつもお部屋で、kzさんをいっぱいいっぱい愛して、優しく守ってあげてたからだと思うんです。……だから、今度は私が、お二人のことを守りますね
頭で一生懸命にそう思いながら、syuの背中で毛布の端をそっと整えるrm。その小さな背中には、大切な仲間への確かな恩返しの決意が宿っていた
fu「……rm。こちらへ来い」
その様子を後ろで見守っていたfu様が、優しく低くrmを呼ぶ。トコトコと戻ってきたrmの隣にそっと寄り添い、告白をすることのできない自分にもどかしさを抱えながらも、その細い手首を優しく、愛おしそうに引き寄せた
fu「頭の傷の様子を診るぞ。……お前がそんな風に誰かを思いやる優しい心の持ち主だからこそ、私はお前を失いたくないのだ。……恥ずかしがって何も言えなくてもいい。一生、私の傍にいろ」
付き合っていない境界線を守りつつも、圧倒的な過保護と独占欲を丸出しにするfu様。そんな主の真っ直ぐな瞳に見つめられ、rmは言葉にならない愛おしさで胸がいっぱいになり、さらに顔をカッと真っ赤にして、fu様の胸元にぎゅーっと深く顔を埋めるのだった
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