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WINDBREAKER
二次創作
桜女体化+愛され+幼児化
ヤクザパロ
虐待、暴力表現あり
色々と捏造しまくってる
なんでもいい人向け
キィ、と音を立てて扉を開く。ザーザーと降りつける雨の音が途端に大きくなり、黒く大きい雲が辺りを覆っている。遠くでは雷も落ちているのかイナズマと共に遅れて耳を劈くような音が響いた。
そんな最悪な天気のなか、オレの視界には丸まって体を震わせながら地面に寝転がる子供がいた。
「…え?」
家をでてすぐ、玄関の真っ直ぐ前には見知らぬ3歳くらいの子供がいる。こんなにも最悪な天気の日に。オレ、楡井秋彦は雨に当たることも気にせずに走って子供の前に行く。こんな天気でこんなにも幼い子供がいるのは危険であるし、おかしいと思ったからだ。
「大丈夫!?」
子供の前で膝をつきその小さな体に触れる。雨のせいかとても冷えていて顔も青い。ガチガチとまだ完全に生えきっていない歯を震わせている。しかも、話しかけても目を閉じたままで返事はない。
サァッと血の気が引いた。このままだと死んでしまうと思ったのだ。慌てて子供の小さな体を抱き上げ”家”の中に入っていく。
急いで靴を脱ぎ、風呂場へと直行する。廊下が濡れるのも構わず、”家族”である人達に話しかけられるのにも構わずに走った。
そして風呂場に付き、子供を服を着せたままシャワーを浴びせる。いくら寒いからと言って急に熱いお湯をかけたら火傷をしてしまう可能性を考えて温めのお湯にするのを忘れずに。
暫くすると、ぅ…、と言う言葉と共に子供が目を覚ました。一先ず安心した。
「…?」
「よ、良かったぁ、ぁ、君大丈夫?名前とか言える? 」
1度お湯を止めて子供の体を抱き起こす。これでビビられて逃げられては溜まったものでは無いのでここに連れてきた経緯と名前だけ伝えて。まだ意識がハッキリしていないのかぼんやりとはしているが焦っているためそんなことはお構い無しに1度まくし立ててしまった。怖がられてしまうかもしれない…
子供は意識がハッキリしだしたのかキョロキョロと目線を彷徨わせぇ、ぁ、ぅあ、といった母音を発している。このタイミングでもう一度経緯と名前をサラッと言っておく。すると伝わったのかオレの顔を凝視して止まってしまった。
「…とりあえず、まだ完全に体が温まった訳じゃないからまたシャワー当てても大丈夫?お風呂湧くまでもう少しかかるんだ。」
ならべく優しく怖がられないように話しかける。それに対し子供はまた、母音を発して目線を彷徨わせしまった。でも、その後に落ち着いたのかコクリと小さく頷いてくれたためまたシャワーを当てようとする。
「あっ、」
そこでまだ服を着せたままだったことに気がついた。
「ごめんね、1回服脱ごっか」
そう一言声をかけて上から順に服を脱がせていく。上の服を脱がせて気がついたが体は痣だらけで生傷が多い。最近できたものも、おそらく大分前にできたものもあった。
(…この子は、暴力を受けて育ったのかな…)
ふと、嫌な考えが浮かんだ。でも、この体を見るとあながち間違いではないのだろうな、とも思う。叫ばず、逃げ出す様子がないのもこれが原因なのかもしれない。
そして、下の服も脱がす。
「…へ?」
思わず目を見開いてしまった。そうだ、自分はいつからこの子が男の子だと思っていた?小さな子供ならまだ体の発達が著しくないため性別を判断しにくいとわかっていたはずなのに。
そう、男ならあるはずの物が付いていなかったのだ。ということは、この子供は女の子であるということ。ギギギッ、とブリキの人形のように首を子供の顔まで移動させる。子供は虚ろな目で首を傾げながらコチラを見ていた。
「ヒュっ」
と、嫌な音が口から飛び出した。
続く
注意
私は凍傷気味の子への対応として正しいものは知りませんのでこの作品での凍傷への対応はフィクションだからと多めに見てください。