TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

7月22日。

夏休みスタートまであと3日。


「ポイント20-14、マッチポイントです」


暑い。


「紫乃お願い!」


暑い。


「前行く」

転けかけて床に手をついた。

「おっけーナイス!」

シャトルを打ち叩く音が鳴り響いた。

「ゲームセットです」

「4人ともお疲れ」

側にいた部員がタオルを持ってきてくれた。

「ありがとう、紫乃前取ったのナイスだったよ」

「、、あぁ、うん」

「大丈夫?体調悪い?」

「私冷やすやつ持ってくる、先生呼んできた方がいいよね」

「私呼んでくる」

視界がグラグラする。暑さのせいだ。


「ごめんシャトル飛んだ、、どうした? 」

「あ、佐倉。紫乃がちょっと」

「扉開けて風送ろう、うちわも使って」

目を瞑っていると涼しい風に吹かれて、なんとか持ち堪えられそう。




「最近すごい暑いからね、しかも体育館なんて地獄よね」

「めっちゃ、、暑いです」

保健室で各部を冷やし、少し寝たらだいぶ良くなった。

「まだ夕方前だから、もうちょっと外が涼しくなるまで帰らない方がいいわ」

「わかりました」

「あ、さっき幡中さんが寝てるとき男の子が来て、幡中さん見に来たみたいだったわよ」

「、、同じ学年ですか?」

「うん、背高めで、、眼鏡かけた子。制服だったから運動部じゃないのかしら」

え、宇治?

「そう、ですか」

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚