母さん?
…廉、ごめんなさい
「何するんだよ!…」玄関を閉めて鍵を閉じた。
淳一さん…
愛子?良いのか?…
たまにあの子噛るのよ!
腕を観たら、
支度しなさい。
でも…
開けろよ母さん…
バタバタ!
小学4年生、
石を投げた
ガシャ!!
ガシャ!!
鍵を開けた。
早くしろ。愛子さん…
お前母さんをどうする気だ!返せよ!…
車が走り出した。
母さん~!!!
追いかけたが。
廉ごめん…
愛子さん…
これでいい。
私は、滝川淳一さんと駆け落ちした。
…イテッ!
捨て子か?…
施設に引き取られた
「何するんだよ!くそガキ!」
やめな!廉、
「おじさん…」
松野夏子を知る緒方勇、30歳
引き取り始めたが、手に負えなくて。施設に預けてた緒方勇が
たまに病院通いしてた。
探してくれないのかよ!
目付きが悪くなってきた廉、
義務教育だけは受けて学校に行かせてた。
会社員の緒方さんに…
見慣れない女性が見えた。
松野愛子さん知りませんか?…
「奥さんは男の人と駆け落ちして子供を棄てましたよ!冷たいよな…産んで、男を作って子供を棄てるか!君は誰なんだ?」
「叔母の妹の子供の由紀子と言います。施設は何処のですか」
「…引き取るつもりか?…まだ小学4年だろ…未成年者に育てられるのか?」
「私これでも25ですよ…」
「はあ?…25歳…」
お世話かけました従妹になるなら母に聞いてから来ます。
失礼だわ!ー
車に乗り。走り出した。
君?…ごめん、創成川通の難波孤児院だから!
ありがとうございます。
ビィビィ
綺麗な瞳をしてたな…
大きな川が流れてた。
観たら川で溺れてた子がいた。
警察に通報したら。
今行きます!
〃こちら中央区の交番、笹と言います!子供が流れてたっていう通報有りましたが。〃
私は
飛び降りた!
キャッあの娘子供を助けてるわよ!…
大丈夫?…
呼吸してよ…
あなたは?…
「松野夏美、早く救急車呼んでください!」
人工呼吸をした。
「水を吐いた!」
「ゲホ…」
母さん~!助けて!
大丈夫よ!
お姉さん?誰なんだ?
私は看護士よ。
ウーウーパタン、
子供は何処だ?
この子ですよ。
ずぶ濡れだな…
あの娘看護士さんですってね!
野次馬が集まってた。
「バイバイきちんと診てもらいなよ」
「はい、ありがとう~笑っ」
私はまた施設に向かった。
叔母が子供を棄てた?…信じられない…
バタバタ!
よせ廉君…
放せよ!ババア~!
廉君~!
顔をあげた
母さん?…
「わかった?…夏美よあなたと私従弟よ!」
この子が叔母の子供なの?大人の目付き?…
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