テラーノベル
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第四十九話 君を迎えに
十数分前ー。
no「…まあ、その心配はいらないと思いますけどね」
jp「え?」
???「みんなっ、お待たせっ!!」
jp「!!この声はっ…!」
唐突に聞こえてきた声に反応し、振り返ると…
jp「mf生徒会長!?」
mf「ごめん、遅れてっ!」
mf生徒会長の姿が。
jp「なんでmf生徒会長が…?」
俺は予想外の人物の登場に困惑を隠せない。
すると、
???「mfくんだけじゃないよっ!」
jp「え」
dn「俺たちもいるから!」
mf生徒会長の後ろからdn先輩が顔を出す。
…ってあれ?
今俺たちって…?
et「そうだよ!」
na「私たちもいます!」
jp「etさんとnaさん!?」
hr「俺もいるよ」
jp「hr先輩も!?」
rn「rnもいます!」
jp「rnまで…」
なんでみんながここに…?
mf「事情を説明すると…」
・・・
くっそ…もお…!
なんでこんな時に限って体育の先生に用事頼まれるんだよ!!
とっと終わらせてjっpの家向かわないと!
俺は猛スピードで用事を終わらせる。
mf「先ほど頼まれた用事終わりました」
体育の先生「え?もう終わったのか?いや〜助かるよ。ありがとな」
mf「いえいえ…それでは失礼します」
急がないと。
俺は駆け足で下駄箱へと向かう。
その時、
dn「mfくんっ!」
mf「え、dn?」
dnに声をかけられた。
mf「dn、どうしたの?」
dn「さっきyaくんと電話してたでしょ?」
mf「え?」
dn「俺…生徒会室に入ろうとした時、たまたま電話してるとこを盗み聞きしちゃって…」
mf「…」
dn「ttが行方不明になったのにjっpが関わってるんだよね?」
聞かれてしまっている以上今更嘘をついてもしょうがない。
mf「うん」
俺は正直に頷く。
dn「jっpが大罪を犯してる最後の1人ってことでいいんだよね?」
mf「…うん」
dn「…わかった。mfくん…今からjっpのとこに行くんだよね?」
mf「ああ」
dn「…ちょっとこっち来て」
mf「えっ」
俺はdnに手を引かれそのまま下駄箱まで連れて行かれる。
そこには数人の生徒が集まっていた。
dn「ごめんみんなお待たせ〜」
dnが生徒たちに声をかける。
よくよく見てみるとそこに集まっていたのはhrくん、naさん、etさん、rnさんだった。
dn「ってことでmfくん、俺たちからお願いがあるんだ」
mf「お願い…?」
一体なんだというのだろう?
俺としては早くttを助けに行きたいんだけど…。
dn「俺たちもttを助けるの、手伝わせて欲しいんだ」
mf「…え?」
dnの言葉に後ろに立っている4人も頷く。
dn「みんなttが行方不明になったって聞いて心配だったみたいで…yaくんがmfくんにもttの件を相談してたのを知って話を聞こうと生徒会室に行ったんだって。で、ちょうどそのタイミングで俺は生徒会室前で電話の内容を盗み聞きしてたんだよね。それで…」
mf「話を聞いたらみんな同じことを考えていたから一致団結してみんなでttを救いたいってなったってこと?」
dn「うん!」
dnは大きく頷いた。
dn「俺たちはttに救ってもらった身だからさ、今度は俺たちがttを助けたいんだ。お願いmfくん、俺らもついて行かせて」
dnは真剣にそう訴えかけてくる。
…だけど、
mf「…さっきjっpが大罪を犯してるって言ったでしょ?しかもその大罪は嫉妬。ttを誘拐してしまうくらいには危険だ。jっpがどんな行動をとるかわからない以上許可できな…」
dn「嫌だ」
俺が反対しようとしたその時、どぬはキッパリとそう言った。
dn「ttの危機かもしれないっていうのに指咥えて見てるだけなんて絶対嫌だ!!」
mf「dn…」
hr「mf生徒会長、俺からもお願いします」
するとhrくんまでもが頭を下げる。
hr「今自分を偽らずにいれているのはttのおかげなんです」
na「私からもお願いします」
et「私も!お願いします」
na「ttさんがいなければ私たち…きっと仲直りできてなかったと思うんです」
rn「rnからもお願いします…!rn、ttさんがいなかったら、きっと今も“天才”でいることにこだわって苦しむことになっていただろうから…」
みんなが揃って頭を下げる。
mf「…」
生徒に危険が及ぶ可能性があるなら…それは生徒会長としてなら許可できない。
…けど、
mf「…わかった」
俺は頷く。
mf「今回だけは特別ね」
今だけは目をつぶってやろうではないか。
こうして俺たちはjっpの家へと向かった。
・・・
mf「…っていうわけ」
jp「なるほど…」
mf「でもその様子じゃ、jっpの罪はもう解決されたっていうことなのかな?」
jp「あ、はい!俺はもう大丈夫なんですけど…それより大変なんです!!」
俺は慌てて叫ぶ。
俺の様子を見て、みんな怪訝な顔をする。
mf「なに?どうしたの?一体何があったの?」
jp「実はっ…!」
俺は今までの経緯を説明する。
jp「だから急いでttを助けないといけないんだ。…みんな」
俺はみんなのことを見回す。
jp「お願い。一緒にttを救って欲しい。ttを救うにはみんなの力が必要なんだ!」
俺は真剣にそう伝える。
するとみんな力強く頷き、任せて!もちろん!当たり前じゃん!などといった声が返ってくる。
jp「っ…!」
ttが救ってくれたみんなで、今度はttを救うんだ。
そう思うとなんだか胸が熱くなる。
jp「それじゃあみんな!いくよ!」
みんなでttを取り囲み、それぞれttの体に触れる。
そしてみんなで強くttを救いたいと願う。
しかし…
jp「っ…なんで?」
なんの変化も起きない。
jp「どういうこと…?なんで…」
no「…ちょっといいですか?」
ふと、noさんが声をかけてくる。
jp「…うん?」
no「これは僕の憶測ですが…ttさん自身がもしかしたら救いを受けることを拒否してるんじゃないでしょうか?」
jp「…は?」
tt自身が救いを拒否している…?
どういうことだ?
no「ttさんは5年前、僕が堕天したことで心に傷を負った。そのトラウマから自分が誰かに助けてもらうということに抵抗を感じているんじゃないかと思いまして。本人が拒否しているから僕たちが救いたいと思っても救うことができないのではないかと」
jp「っ!」
noさんの説明に妙に納得する。
確かにttならそう思っていてもおかしくない。
jp「でも…だとしたらどうしたら?ttの意思なら俺らはどうすることもできないじゃん!」
no「だから…僕に考えがあります」
jp「考え…?」
no「僕がttさんの精神世界に入ってttさんを説得しに行きます」
jp「!?」
noさんの発言に思わず目を丸くする。
jp「ま、待って?どういうことか詳しく説明して」
no「僕はttさんの負の感情に干渉することはできません。けれどその精神に語りかけることなら可能です。だからちゃんと伝えに行くんです。5年前のこと…ちゃんと僕の口から君のせいじゃないって言ってあげないといけないと思うんです」
jp「…」
そうか…ttはnoさんを失ったことがトラウマになって…。
…確かに、ttにはnoさんからの言葉が必要なのかもしれない。
jp「…noさん」
no「はい」
jp「託していい?」
no「任せてください。必ずttさんを連れ戻します。jpさんたちもttさんに呼びかけ続けてあげてください」
jp「うん、任せて」
俺とnoさんは拳をコツンとぶつけ合う。
jp「頼んだよ」
no「はい」
noさんはにこりと笑みを浮かべ、次の瞬間その姿は消える。
あと俺にできるのは…
jp「tt…俺たち…待ってるからね」
君に声をかけ続けることのみだ。
続く…
⭐︎次回最終回
#じゃぱのあ
ゆき
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コメント
5件
さッさっささぁ 最終かぁmgpmgm(?)ぃ!?(翻訳 最終会?!)
あッ、まじ、か、さいこぅうううあ!?!?
くぅッ完結してしまう…?!?! 寂しいです!でもなんだか嬉しいです!《☆次回最終話》これ見て声出ちゃいましたもん…() もうみんながttの為に団結してると思うともう尊くて仕方ない…(?) みんなが幸せに終わりますようにぃッッッ!!!!!✨💫