コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
本当のお父さんに会う事も緊張しすぎて
寝ることを忘れて気がついたら朝になっていた。
父親「咲翔。久しぶり。」
確かに見た事のある顔だと思った。
母さんの死を目の当たりにしていたから
家族がまだ残っていたことに安心しだして
涙が止まらなかった。。。
女性「咲翔くん。」
父親「これからは我慢しなくていい。」
咲翔「(´;ω;`)」
父親「よく頑張った。」
本当のお父さんの前であれだけ我慢していた
物が爆発して泣いてしまった。
けど、父さんは優しかった。
優しくて昔の母さんを思い出した。
父親「起きたか?」
自分「起きた。」
父親「今日は桜見に行こう」
女性「やったぁ!!」
父親「よし、行こ」
病院で見た桜の木とは違って見に来た
桜の木の花は最大に満開だった。
父親「咲翔、咲。」
女性「どうしたの?お父さん。」
父親「父さんと母さんはここで出逢ってこの桜の
木の下で2人を見ていた。2人の名前は
母さんがつけてくれた。」
女性「そうだったんだね」
父親「咲と咲翔が産まれてきた事嬉しかったよ
でも色々あって父さんと母さんが別れて
2人にこの事を隠して生きてきた。
謝りたいと思ったよ、咲翔にも母さんにも。」
自分「んーん、話してくれてありがとう」
父親「こんな父さんでもいいか?咲翔。」
自分「父さんには父さんの考えがある。」
父親「父さんは今でも母さんが大好きだ。」
自分「そうなの?」
父親「親の反対を受けて別れたから悲しかった。 咲翔と咲を離してしまった。」
父さんは泣きながらそう話してくれた。
僕はそれが嬉しかったのか怒りはなかった。
桜の木の下でまた再会できた事が何よりの
1番の思い出。
母さんは居なくなってしまったけど。
亡くなってしまった母さんと事故で亡くなった
血の繋がってない父さんの存在は僕の心の中で
生き続けている。
強く生きます。母さんの分まで強く。
終わり