テラーノベル
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カタカタと白い部屋でタイピング音が響く。ふと、ピロンッとメールの着信音と、静かな部屋を打ち消す声が聞こえた。
『はっかせー♪手紙でっすよー』
ひょこっとパソコンから黒いふわふわ髪を2つ結びにし、手が、黒いノイズの明らかに“人”ではない少女?少年?が顔を出した。
「あぁ、ありがとうごさいます。クロネ」
と、黒い髪に、赤い瞳の青年。ミスターブラックが答えた。
かつて、父親を超えるためにブラックホールの研究をしていた彼は、ブラックホールの謎や新しい金属を発見し、現在は名を馳せる研究者となった。
そして、このクロネは電脳世界に住むAI。かつて娘を生き返らせようとした博士が作ったが、娘とは別物となったモノを捨てた。捨てられていたところをブラックが拾い、直した。
ノリがよくてお転婆だが、かなりハッキングや電脳系に強く、恐らく彼女が牙を向けば人類は軽く滅びるだろう(まぁそんなことしませんけどね!!Byクロネ)
ブラックはガサガサと手紙を開けようとするが、うまく開けられなかった。すると、
「ほら、貸してみろ」
「あ、ホワイト」
と、白い髪に、黄緑色の瞳の青年、ミスターホワイトがベリッと手紙を開けた。
かつては敵同士だったが、現在は和解し、研究を共にしている仲間だ。
「ほら」
「ありがとうございます」
と、ブラックはホワイトから手紙を受け取り、それに目を通す。
「・・・パーティーのお誘いですね・・・ですが、今は研究が詰まっているので・・・」
と、ブラックは断ろうとしていると、
『あっその件なんだけど〜♪それ、私たちが色々手回してしばらく休み取っちゃった☆』
「イエイ」
「何してんですか、てか仲良いな」
思わずブラックはホワイトとクロネにツッコミを入れた。そして、ハァと深いため息をついた。
「まぁ、なら私は少し休みます・・・現在五徹目なので・・・少し寝ます・・・」
と、ブラックはフラフラと仮眠室へと向かった。そんな背中を見ながら、ホワイトとクロネはグッと親指を立てた。
✵✵✵✵✵
ブラックは、仮眠室のベッドに沈み込む。しばらく寝ていなかったのか、段々と睡魔が襲ってくる。ブラックは手紙を取り出し、嬉しそうにパタパタと足をばたつかせた。ばたつかせたのもつかの間、すぐブラックは夢の世界へと落ちた。
コメント
7件
わあブラックとホワイト仲良し!和解できてよかったよ〜! クロネ…いつかクロネの絵を書いて欲しいな!どんな顔なんか気になるぅぅ!ソーダの絵がうますぎて…!パーティーってなにするんや?楽しみー!