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僕はお姫様抱っこされたままルームツアーをされた。どこに連れてこられても広い。
個室も広い。
やっぱりお金持ちは段違いだ。
「ハオ、ここがハオの部屋だよ。」
「え、、、ひ、ひろすぎる、、こんなの僕には、、、」
「だーめ、ㅎ」
「ハオにはいいとこ住んでもらわなきゃ、ㅎ」
「今日からハオは僕たちの家族の一員、!だから、僕たちみたいに自分の部屋があるんだよ、ㅎ」
「後、家族の一員になったんだから、これから何があっても絶対見捨てないし、守る。」
「何があっても」、、か。
みんなの目を見れば本気だって言うのは十分伝わるぐらい真剣な目をしていた。
そして、そんなことを言ってくれたこの人達に僕は何故か期待している。
この一生で僕を守ってくれるのはこの人達だけ。
それにこの一生で僕が信頼出来るのもこの人達だけだろう。
他の人、?
聞くまでもない。
いないに決まってる。
いる訳もない。
「、、、わかった、、ありがと、、、ヒョンたち、ㅎ」
「うんうん、ㅎ」
「お、そういえばハオ、ぬいぐるみ好き、?」
「ぬい、ぐるみ、、、?」
「ん、見て、ノグリ好きって言ってたから、オリジナルでハオっぽく作ったんだよ、ㅎ」
ノグリが好きなんていつ言ったのだろうか。
なんで何年も前のことを覚えているのか不思議に思った。
しかも僕は好きだと1回しか言ったことがない。
僕が知っていて、見た事あるのは5種類ぐらいだった。
その内、ノグリが1番可愛くて好きだと思っていた。
覚えてくれていて、とても嬉しい。
僕は渡された大きいぬいぐるみを受け取った。
そして全体を見てみた。
「どこが、、僕ににてる、の、?」
「ほら、口とか、キラキラしてる目とか、全体的に可愛いのも全部ハオににてるよ、ㅎ」
「僕は、、かわいくないよっ、、、」
そしたらみんなに少し笑われた。
「なーに言ってんの、ㅎㅎ」
「ハオは世界一可愛いでしょ、?ㅎㅎ」
「えっ、、?」
僕は戸惑いを隠せなかった。
世界一だなんて、そんなはずないのに。
その頃、僕はまだその、「可愛い」と言う意見について否定をしていた。
「ハオ、この子に名前付けてあげたら、?」
「ん、、なんで、、?」
「ほら、寝る時ハオのお友達でしょ、?名前付けてあげたら一緒の家族になれるよ、ㅎ」
「っ、、じゃあ、、、ハニニ、、」
「ハニニか、ㅎハオらしい、ㅎ可愛いよ、ㅎㅎ」
僕はハニニをじっと見つめた。
僕はこの贈り物が嬉しかった。
僕は抱きしめた。
よろしくね、ハニニ。
…
僕はこの生活に慣れた頃だった。
ヒートが来て、離れ離れになることもあった。
そんなのは、もう慣れっこ。
でも寂しい時だって、あった。
そんな僕をちゃんと受け止めて、世話をしてくれた8人にはいつもヒート終わりは感謝している。
それに、僕は愛でられ、育った。
だから自分に自信がついた。
そして、8人の弱みを握った。
僕は通称「小悪魔天使」になった。
自分が天使なのは自覚している。
だから、何か欲しい時、
「ジウニヒョ~ン、!♪」
ギュッ、!
「おお、、可愛いな、ハオ、ㅎㅎ」
「僕が可愛いならさ、、ココア、、作って、?」
こうやって上目遣いをして、弱みをついて、利用する。
そしたら、ジウニヒョンは、、
「っ、、、!!!喜んでっ、!!!!!!」
と、言いなりになる。
やっぱり僕って最強で最恐だな、ㅎ
「ㅋㅋㅋㅋㅋジウニヒョン言いなりじゃ~ん、ㅋㅋ」
テレヒョンも人のこと言えなくしちゃいましょうか。
僕は今度、少し肌を露出し、抱きついて、上目遣いをした。
「僕っ、、寒いからっ、、毛布取ってきて欲しいっ、、ハニニも一緒、、、」
これであなたも、
「はいいいい、!!!!!!!」
言いなりですよ、テレヒョン、ㅎ
僕は貰った毛布に包まり、ハニニと一緒にココアを飲んだ。
…
すうううううう、、、
なんでハオはこんなにも可愛いの、???
俺もう持たないんだけど。
可愛いけど美しい横顔を見つめた。
音を一切たてない所に上品さがあるが、それがどこから教育されてきたのかを考えればとても心苦しかった。
きっとハオはもうあの事を思い出したくないはずだ。
そのぐらい苦しかったはずだ。
普通の人は1回されるだけでさえ嫌なのに、ハオはそれを日常的に過ごしてきた。
そんなことを思うと心が痛い。
ゆっくりとココアを飲むハオに見とれていたが、俺は話したかったことを思い出した。
「ハオ、いいかな、?」
俺はハオに優しく近づく。
周りには他の奴らが見守っている。
ハオは飲んでいるココアをテーブルに音を立てず、そおっと置いた。
そしてハニニを自分の子供かのように抱き締め、俺の方に顔を向けてきょとんと首を傾げる。
可愛さに耐えつつ、俺は本題にそのまま入った。
「今度、俺達の親がハオに会いたいって言ってるから会わせたいなって思って、、いいかなって、ハオに聞きたかったんだけど、、」
「僕はいいよっ、みんなの両親だから絶対に優しい、!」
「っ、、、そう言ってくれて嬉しいよ、ㅎたしかにハオの言う通り、優しいよ、ㅎ」
俺は小悪魔天使のハオも好きだったけど、ちゃんとした天使のハオも大好きだ。
こうやって俺達の両親を最初に褒めるとか、天使すぎる。
これは両親もメロメロだろう。
「じゃあ、なるべく早めに行きたいらしいから、明日とかでいい、?」
「あ、ハンビニヒョン、ハオそろそろヒートじゃないの、?」
「うん、僕明日ぐらいだよっ、」
「そっか、、じゃあ終わってから行こっか、ㅎ」
「うんっ、!」
可愛さに負けそうだ。
俺は頭をぽんぽんと撫でて、すぐに退場した。
次の日だった。
朝起きたら強いフェロモンの匂いがした。
「ハオっ、、!」
「ぅっ、、」
「んっ、、はぁっ、、///」
「ハオっ、、うごかない、、で、、!!」
「くすり、、ないっ、、////」
薬がない、てことは結構やばい。
俺らはみんなそろそろ襲ってしまいそうだ。
無防備な彼をどうにかして、、
「ハオ、、、にげ、て、、、」
ギュビナがハオに襲いかかろうとする。
近くのユジナが急いで止めようとした。
ハオは体がきついのか、動けていない。
これは非常にやばい。
換気したいが、強すぎて、外のやつも呼んできそうになる。
だから両方とも危険。
でもユジナは玄関から飛び出して、鍵を閉めた。
「ゆじ、、な、、!!」
テレヤがギュビナを抑えている。
だが、制御が効かなくなったギュビナはハオの項を狙って首輪を噛んだ。
「はお、、僕の、、はおっ、、はおっ、、」
俺もそろそろ限界な時、ユジナが帰ってきて、薬をハオと俺らに飲ませた。
正気を取り戻した俺は、ギュビナを引き剥がそうとした。
けれど剥がれないため、ギュビナは申し訳ないけど気絶させた。
「はぁ、、はぁ、、換気しよ、」
「ハオ、、部屋に連れてくね、?」
俺はお姫様抱っこをして、ハオを部屋に連れていった。
…
それから離れ離れ生活。
やっぱり嫌いだ、この生活が。
「はああああああああ、はおがぁ、、」
「ハンビニヒョン、、それもう何回目ですか、、」
「はっはっはー、!!みろ、!!!」
テレヤはスマホで可愛いハニニと一緒に寝ている寝顔を自慢げに見せつけてきた。
ああ、なんて可愛い。
そしたら、ユジナが、、
「しょうがないですね、、僕のいつも抜いてる時に使ってる写真、見せますよ、、見たら絶対勃ちますので、、、」
そんなに、?と言う顔をする俺ら。
見せられた瞬間に、俺らは予言通り勃った。
そこには顔を赤らめ、少しえろめな顔をして、ハニニをぎゅっと弱く握りしめている写真だ。
「ど、、どこから、、、」
「ハオの胸を掠ったら、、あれのせいで感じて、、急いで撮りました、、、」
「ぁ、、くそっ、、抜きに行くか、この顔で、、」
俺らはみんなで風呂で抜いた。
「はぁ、、いつかこの顔を犯したい。」
そういうゴヌクにギュビナが返す。
「ダメだ、、ハオが嫌がる、、嫌われたくないだろう、?」
「、、あーあ。いっその事、番になれればいいのに。」
メテュがポロッと言った。
抜いてる手が止まった。
「、、、番って、数人以上でなれるのか、?」
「、、、ぁ、、それ、見たよ。可能だって。」
思い出したかのようにリキヤがジウニヒョンに返す。
「、、、番を2人以上持っているオメガは、拒否すれば項を噛まれても番にはなれないとか。」
「それは、、ハオ次第だな。」
勿論、ハオ優先だ。
ハオが嫌がればしない。
それに、まだ親に会ってない。
早く会いに行かないと。
…
終わる直前に僕は欲を抱いた。
番になりたい。
もう、待てない。
なんでか、?
そんなの、彼らが居ないと僕は生きていけないから。
だから、運命でも運命じゃなくても絶対に彼らがいい。
今日は駄々こねると決めた。
「、、、ヒョンたち、」
「っ、、!!薬は、、、、?!」
「、、いらない、ヒョン達に和らげてもらうつもり、、、」
和らげる。
そう、番になる。
察しただろうか、ヒョン達は驚きつつも、僕のフェロモンに耐えている。
僕は、ゆっくりと首輪を取った。
そして、床に落とした。
「っ、、はぁ、、はお、、、だめ、、、」
早く、来て。
僕は髪を上げ、噛みやすいようにした。
…
僕はもう無理だった。この前襲いかかったのも僕だった。
もう二度と同じ過ちはしないと誓ったのに、やめてくれよ。
もう、、だめだ。
制御が効かなくなった僕は、ハオの項に向かって近づいた。
「ぎゅ、、、な、、、め、!」
周りの声が聞こえずらい。
近づくにつれて、どんどん匂いが強くなる。
僕は、、遂に噛み付いた。
「ぁ、、ん”っ、、、!!」
痛いのか、ハオは喘ぎ声みたいな声を出している。
強くかみすぎたせいか、ハオの体が弱いということも合わせて、血が出てきた。
美味しい。
項を噛んだ僕の後に次々と噛み始めた。
そして、、本当に僕たちは番になった。
僕は正気を取り戻して、ハオの項を見た。
そこはあとだらけ、血だらけ。
「、ハオ、、?」
「、、ん、、?」
ハオは番になったことについて、嬉しく、辛かった身体も少し負担が減ったように見えた。
「よかったの、、?俺らで、、」
「うん、、みんなじゃないとやだ、、」
「っ、、なんで、?」
「っ、、、みんなと居た方が楽しい、みんなが居ないと、生きていけない、僕は、、、みんなに、、依存しちゃった、、離れられなくなった、、」
ハオ、、それは、恋ってものだよ。
愛してくれてるのか。
僕たちも、愛してるよ。
「、、そっか、丁度いい、ㅎ」
「一生一緒だね、、ㅎ」
「、、!うんっ、、!」
あーあ、なんでこんなにも可愛くなるの、?
ほんと、もっと自覚して欲しいんだけど。
まぁ、、それより前に、いいレストランでも探して、会わないとな。
「、、ねぇ、あそこにハニニ連れて行っていい、、?」
「ん~、、、大きいのはあれだから、、小さいのにしよっか、ㅎ」
「ん、わかった、」
ハニニと居ると、安心するのか。
可愛い。
子供みたい。
僕達は色々準備に取り掛かりながら、ハオの世話をした。
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