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続き






















ガラガラ

和也)おっすー!!

丈)よっ!✋

大吾)ペコリ

和也)どうしたんや〜そんなよそよそしくしてぇ

大吾)…?

丈)おまっ……バカか?大吾聞こえてへんの忘れてたんか!

和也)あぁ!いや?わわわわ、忘れてなかったし!独り言ーみたいな感じやし!

大吾)笑 コトッ

【どうぞ】

和也)〖怪我、大丈夫?〗

大吾)コク

和也)〖丈くん言っていいよ〗

丈)〖その…補聴器?壊れてもうたん?〗

大吾)……コクッ

『だいじにしてたんだけどね』笑

丈)〖そっか…〗

〖俺らが新しいの買うてやろうか?〗

大吾)フリフリ

『もうしわけないよ』

和也)〖でも、流星が、大ちゃんの補聴器壊れてしまったって落ち込んでて、新しいの買ってあげたいって言っててん〗

大吾)『でも…』

丈)〖ええねん、気にすんな!俺らが買ってやるって!な?〗

大吾)【ありがとう】

和也)〖あ!それ俺知ってる!流星が言ってた!ありがとう、やろ?やろ!?〗

大吾)笑笑コクッ

丈)〖あ!そうや大吾、退院、もうすぐ今からでも出来るらしいねんけどどうする?〗

大吾)『あしたにしたいな』

丈)〖そう、分かった!言っとくわ〗

和也)〖じゃあ、俺らそろそろ帰るな!大吾〗

丈)〖バイバイってどうやるん?〗

大吾)【バイバイ】

和也)〖へー!ジェスチャーとおんなじなんや!👋〗

丈)【バイバイ】

ガラララ



大吾)〘 そろそろ復帰のこと……も考えなあかんよな……先生に相談しにいこ〙

ストッ

テクテクテク

ガラララ




テクテクテク



















通行人A)え、あれって関西ジャニーズJrの西畑じゃない?笑笑













ピタッ












B)ああ、なにわ男子?だったっけ?笑

















C)そうそう、突然活動休止して、理由不明でね笑
















D)ほんと何考えてるんだかなぁ……?笑

















ヒソヒソヒソヒソ



目線を感じる

聞こえないけど何か言われているように聞こえるッ…









やめて…俺だって⋯活動休止なんてッ…したくてしてるんじゃないだよッ…










《いっそやめちまえばいいのに》










《やめろよ》









《お前なんか誰も必要としてないんだよ》












《誰もお前のことなんか覚えてないよ》














やめて











《必要とされてると思う?》













《なんでまだ退所してないんだよこんなやつが》














やめてッ











パシャパシャ









《ネットあげてやろうぜ》










《「病院通いの西畑大吾」って?笑》




























《お前なんかが病気になったせいでメンバーたち迷惑してんじゃね〜?》






















ッッ…

(耳を塞ぐ)

ヒュッヒュッヒュッ







ッやばいッ喘息がッハヒュッ

いそがなヒュッきゃ……コヒュッ


タッタッタッ

《あっ逃げちゃった〜》





[精神科]

大吾)ッハッ……ハァッハァッハァッハァッ

キュッ(胸の当たりをおさえる)

ポスッ(ソファに座る)

ハァッハァッハァッ…ハァッハァッ…ハァッ

《必要ない》

《お前がいて何になる》

ウッ…バッ(耳を塞ぐ)

ハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッ


”西畑くんッ!!!!”




誰かに呼ばれた気がする



”大吾くんッ!!”


トントン

大吾)……?


【大吾くん、大丈夫?何か嫌なことあった?】


大吾)【大護先生…】


彼は

精神科・聴神経外科医の一ノ瀬大護 いちのせだいご先生

下の名前が俺と一緒だから勝手に親近感が湧いてる

お互い

「大吾くん」

「大護先生」

と呼びあっていて、活動休止してからの1年で、1番仲良く、なんでも相談出来る相手になった。というより、なってくれた。俺のために手話も一緒に覚えてくれた




一ノ瀬)【大吾くん、今日はどうした?】

大吾)【えっと…】

一ノ瀬)【ゆっくりでいいよ】


大吾)だいごッせんせい…

一ノ瀬)!?


大吾)おれッ…こえだしたッほうがッ、いいッですか?


一ノ瀬)【僕は、大吾くんの好きな方でいいと思うよ。僕は大吾くんの意見を尊重する】

大吾)おれ、ふっき…とかも、かんがえたくて…

一ノ瀬)【そっか…】

大吾)おれ…みんなにめいわくかけてるのかな…

かけてるよね

さいきん、みみきこえないはずなのに、いろんなわるぐちがきこえてきて、いやになって

おれは、なにわだんしにいらないんじゃないかって、おもうようになってッ

一ノ瀬)【気持ちを伝えてくれてありがとう。僕と一緒に、少しづつでもいいから、頑張ろう?】

大吾)ウルウル【ありがとうございます】

一ノ瀬)【ちょ、泣かないでよ笑】






優しかった”はず”の彼。

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