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りくえすと : やわしゅん
しちゅ : お家デート
地雷 彡 🔙 願 。
土曜日の午前10時。遮光カーテンの隙間から差し込む一筋の光が、山中柔太朗の長い睫毛を揺らした。
🤍「……ん、」
微かに声を漏らし、寝返りを打つ。そこにあるはずの温もりが、今はもうシーツの感触だけになっていた。
柔太朗は重い瞼を持ち上げ、誰もいない隣のスペースをぼんやりと見つめる。少し寂しさを感じた瞬間、キッチンの方から「トントントン」という軽快な包丁の音と、どこか楽しげな鼻歌が聞こえてきた。
❤️「あ、起きてもた?おはよ、じゅう。」
ふわりと寝室のドアが開く。そこに立っていたのは、オレンジ色のエプロンをつけた曽野舜太だった。その眩しい笑顔は、外の太陽よりもずっと明るい。
🤍「舜ちゃん……早いね」
❤️「全然はやないで、笑 もう10時過ぎ。ほら、今日はゆっくりするって決めたやろ。朝ごはん、もうすぐできるからちょっと待っとって。」
舜太がベッドの端に腰掛け、柔太朗の少し乱れた髪を優しく撫でる。その大きな手のひらが心地よくて、柔太朗は猫のように目を細めてその手に頬を寄せた。
🤍「……あと5分」
❤️「だーめ。冷めてまうよ。今日はじゅうの好きなフレンチトースト焼いたんやから。」
🤍「……食べる」
食べ物の名前に反応して、ようやく柔太朗が身を起こす。その無防備な姿に、舜太は❤️「よしよし」と満足そうに笑った。
ダイニングテーブルには、厚切りのパンにたっぷり卵液が染み込んだフレンチトーストが並んでいた。横には色鮮やかなサラダと、淹れたてのコーヒー。
🤍「いただきます」
柔太朗が一口運ぶと、じゅわっと甘い幸せが口の中に広がった。
🤍「……美味しい。舜ちゃんの料理、ほんと好き」
❤️「やろ?隠し味にちょっとだけバニラエッセンス入れたんよ笑 」
舜太は自分の分を食べながら、柔太朗の反応を嬉しそうに観察している。
❤️「じゅう、メープルシロップ足りる?もっとかけた方がええ?」
🤍「これくらいでいい。あんまり甘すぎると……」
❤️「とか言って、いつも最後の方ドバドバかけてるやん」
🤍「それは、後半戦だから」
そんな他愛もない会話。ステージの上で見せる完璧なパフォーマンスとは違う、二人だけの緩やかな時間が流れていく。
❤️「なあ、今日何するん?」
コーヒーを飲み終えた舜太が、身を乗り出して聞いた。
🤍「んー……。映画観るか、ゲームするか。あ、でも、舜ちゃんとだらだらしたい」
❤️「それ、デートじゃないやん。いつも通りや、笑」
🤍「お家デートはだらだらするのが正解なの」
柔太朗が少しだけ唇を尖らせて反論すると、舜太は観念したように❤️「そうやね」と笑い、柔太朗の皿を片付けるために立ち上がった。
食後、二人はリビングの大きなソファに移動した。
柔太朗がプロジェクターのスイッチを入れ、壁に映画を映し出す。選んだのは、以前から二人で観ようと話していた洋画のラブコメディ。
ソファに深く腰掛けた舜太の隣に、柔太朗が吸い寄せられるようにぴったりと寄り添う。
❤️「ちょっ、じゅう 。ソファ広いんだからもっと離れればいいのに、笑」
🤍「やだ。ここが落ち着く」
そう言って、柔太朗は舜太の肩に頭を預け、さらには彼の腕を自分の胸元に引き寄せた。
映画が始まっても、柔太朗の意識は画面よりも隣の熱量に向いていた。舜太の体温はいつも少し高くて、安心する。
🤍「……舜ちゃん、いい匂いする」
❤️「え、洗剤の匂いかな?」
🤍「違う。舜ちゃんの匂い」
柔太朗がクンクンと鼻を寄せると、舜太は
❤️「くすぐったいって!」と身をよじる。けれど、その腕は決して柔太朗を離そうとはしなかった。
物語が中盤に差し掛かる頃、舜太がふと口を開いた。
❤️「そういえばさ、この間のライブの時、じゅうが俺に内緒でウィンクしたの、ファンのみんなにバレてたよ」
🤍「えっ、あれバレた?」
❤️「SNSですごい話題になってた。『やわしゅん尊い』って」
🤍「……舜ちゃんに向けてやったんだけどな」
❤️「わかっとるよ。やから俺、あの後超照れて歌の入り間違えそうになってもた、笑」
柔太朗は少し照れくさそうに笑い、さらに深く舜太の胸の中に潜り込んだ。
🤍「じゃあ、お返しして」
❤️「え、何を?」
🤍「ウィンク」
❤️「今ここで!?……ん、はい」
舜太がぎこちなくパチリと片目を閉じると、柔太朗は🤍「下手くそ」と笑いながら、彼の唇に軽く自分の唇を重ねた。
❤️「……っ、⸝⸝ いきなり何や!」
🤍「お返し。ウィンクより、こっちの方がいいでしょ?」
耳まで真っ赤にする舜太を見て、柔太朗は心底楽しそうに微笑んだ。
いつの間にか映画は終わり、窓の外は綺麗なオレンジ色に染まっていた。
❤️「もう夕方やな……」
舜太が名残惜しそうにつぶやく。
🤍「お腹空いた?」
❤️「んーん、まだ大丈夫。…なあ、じゅう。」
🤍「なに?」
❤️「俺さ、こうやってじゅうと何もしないで過ごす時間が、一番贅沢だと思っとるんよ。」
舜太の言葉に、柔太朗は黙って頷いた。
芸能界という華やかな世界で、常に誰かの視線を浴びながら全力で走り続ける日々。その中で、ただの「山中柔太朗」と「曽野舜太」に戻れるこの場所は、何物にも代えがたい宝物だ。
🤍「舜ちゃん、また明日から忙しいけど」
❤️「うん。でも大丈夫。今日の充電、満タンやから」
舜太が力強くそう言って、柔太朗の手をぎゅっと握りしめる。
🤍「……次は、俺が朝ごはん作るね」
❤️「え、じゅうが?キッチン爆発せんよな?」
🤍「失礼な。トーストくらい焼けるよ」
❤️「あはは!楽しみにしとるな。焦げたパンでも、俺は全部食べるから、捨てずに取っといてな?笑」
柔太朗は、舜太の繋いだ手に少しだけ力を込めた。
❤️「……じゅう、ずっと、隣に居ってな。」
🤍「当たり前。離せって言われても離さないから」
沈みゆく太陽の光が、二人の影を一つに重ねる。
甘くて、少しこそばゆくて、でも確かな幸せ。
二人の「お家デート」は、心地よい静寂の中でゆっくりと夜へと溶けていった。
静まり返った夜の部屋。月明かりがわずかに差し込む中、柔太朗の瞳がいつもより深く、艶っぽく潤んでいた。
🤍「……舜ちゃん、さっき『離さへん』って言ったよね」
柔太朗の低く落ち着いた声が、至近距離で舜太の鼓動を跳ねさせる。
いつもは舜太にリードを任せがちな柔太朗ですが、今夜は違った。自分を抱きしめる舜太の腕をそっと解くと、逆にその大きな体をソファに押し込むようにして、上から覗き込む。
❤️「じゅう……? 急に、どうしたん……」
不意を突かれた舜太の瞳が、驚きと期待で揺れます。柔太朗は答えず、細く綺麗な指先で舜太のシャツのボタンに手をかけた。
🤍「……俺だって、独り占めしたい時くらいあるよ」
そう呟いて、柔太朗は舜太の首筋に深く顔を寄せる。
普段の穏やかな「柔太郎」からは想像もつかないような、独占欲の滲む熱い吐息。
舜太の喉仏が大きく上下し、熱が体に回っていくのがわかる。
❤️「ん……っ、じゅう……、そんな顔、反則やわ……」
🤍「……静かに。誰にも邪魔されないって、言ったでしょ?」
柔太朗の唇が、舜太の耳たぶから鎖骨へと、ゆっくりと、執拗になぞっていく。
逃げ場を奪うように両手を塞がれ、舜太はただ、柔太朗の動きに翻弄される。
いつもは太陽のように笑う舜太が、柔太朗の腕の中で熱っぽく瞳を潤ませ、掠れた声を漏らす。
その姿が、柔太朗の奥底にある「守りたい、でも壊したい」という甘い衝動をさらに加速させた。
🤍「舜ちゃん、もっと力抜いて……全部、俺に預けて?」
柔太朗の指が、舜太の肌をなぞるたびに火花が散るような感覚。
🤍「舜ちゃん、寝室いこうか」
❤️「……うん。じゅう、離さないでよ。」
深夜の静寂の中、俺たちは重なる熱を確かめ合いながら、ゆっくりと寝室へ向かった。
❤️「 待っ……んぅッ , ぁ 」
舜太の制止の言葉は、熱い唇によって強引に飲み込まれた。
それは「触れる」というような甘いものではなく、まるで相手を喰らおうとするかのような、剥き出しの執着。
何度も角度を変え、深く、深く。
逃げ場を塞ぐように、片手で首筋を強く引き寄せられ、もう片方の手は指の間に絡め取られて壁に縫い付けられる。
❤️「ん……っ、ふ……」
互いの歯が当たるのも構わず、舌が強引に侵入しては口内の裏側を、熱を、執拗になぞり上げる。肺の空気が奪われ、頭が真っ白に染まっていく。
激しい水音と、二人の重なった吐息が、静かな部屋の中で異常なほど大きく響いた。
ようやく唇が離れたとき、銀の糸が細く伸びては切れる。
❤️「……はぁ、はぁっ……」
肩で息をしながら見上げれば、いつも冷静なはずの彼の瞳が、見たこともないほど暗い熱を帯びて潤んでいた。
🤍「……ふふ 、かーあい、笑 」
低く掠れた声が耳元に降り注ぎ、再び、先ほどよりも深い熱が、容赦なく唇を塞いだ。と同時に、柔太郎の大きな手が舜太のシャツの裾から、迷うことなく滑り込む。
ひやりとした指先が、熱を持った脇腹の肌に直接触れた。舜太の背中がびくりと跳ね、喉の奥で震えるような声が漏れる。
❤️「……は、じゅう……っ」
🤍「……嫌だ?」
唇を離した柔太郎が、至近距離で潤んだ瞳を見つめてくる。否定するように首を振ると、柔太郎はふっと目を細めて、今度は鎖骨のあたりに唇を落としながら、服の中でその手を這わせた。
薄い胸板をなぞり、指先が敏感な場所を掠めるたび、舜太の指が柔太郎の肩に強く食い込む。布地越しでは決して味わえない、生々しい肌の熱と弾力。柔太郎の手のひらが腹部をゆっくりと円を描くように撫で上げると、舜太はたまらず蓮の首に腕を回し、自分からまた、❤️「 じゅ ぅ ッ、ちゅ ~ して ッ ” ,」 と唇を求めた。
此処で切ってごめんなさい🙏💦 続きが気になったら 💬 で教えて下さいね 🤫 ♡とリクエストも モチベになるので お願いします ^ ^ ♥︎
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そるとっち