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続き楽しみすぎる✨
連載ブクマ失礼します🙇♀️
青赤 桃赤要素有
ご本人様には一切関係ありません
「 出会い 」
「 あ゛~…あっつ..、」
それは夏の暑い日だった
今にも溶けそうな体を何度も自分で叩き起し、机に向かう…が、少し経てば机に突っ伏していた
「 りいぬ、集中しろって、笑 」
今鼻で笑った向かい席に座ってる此奴はさとみ。中学からの親友で、良い奴なんだけど少し生意気な奴。
「 …無理、こんな暑い中勉強できねぇし..、」
「 そんなんで夏休みの課題終わんの?今年こそは早めに終わらせるつってたろ、」
「 さとみはもう終わってるからそんな事言えんだよ…、」
俺のやる気の無い言葉に「はぁ」とため息をついた此奴は
「..しゃーねぇな、ほら、俺の写せ、そんでさっさと終わらせろ」
「ぇ..、まじ? 」
そう言うとさとみは軽く頷き、
「今回だけだからな、次からは自分でしろよ」
「…まじありがとう、さとみ神だわ…、すぐ終わらせる」
「おー、笑 今度なんか奢れよ」
それだけ言うと、直ぐにスマホに目を映したさとみを横目にさっきまでの自分が嘘のように課題を猛スピードで進めていった
「っ終わったぁ~..!!」
約4時間程で終わった全ての課題
答えを写しても4時間掛かったってことは…
さとみに助けられなかったら一日じゃ終わらなかった
まじで感謝
「お、終わった?」
俺の声に反応し、課題を覗き込んできた
「、ほんとに終わってんじゃん、..てか、字汚」
「っ仕方ねぇだろ…っ!急いで書いたんだから…」
少し恥ずかしくなり大量の字が並べてあるノートを急いで閉じる
そんな俺に軽く笑った此奴は何かを思い出したかのように声を上げた
「…ぁ、そういえばりいぬ知ってる?隣町の暴走族」
「暴走族…?知らないけど、」
課題で沢山の机を片付けながら答える
「ぇ、まじ?ここ最近じゃ知らない奴少ない程有名だけど、」
「ふーん..、俺そういうの興味無いんだよね」
「お前そういうの疎いよなぁ、」
「別に良くね、?興味あってもなくても。それに隣町でしょ?俺らが関わる事ないでしょ、」
さとみは俺の言葉に納得したように頷くと
「..ま、それもそうだなっ、んじゃ俺そろそろ帰るわ、」
重そうな鞄を片手でからい席を立った
「じゃーな、りいぬ」
「ん、じゃーね、」
「今度なんか奢れよ~」
「はいはい、笑」
バタン、
夕日が雲に差し掛かってきた頃扉の閉じる音と同時に俺はまた一人きりの時間に戻っていく
俺はこの時間が嫌い
一人になってしまうから
親は?と言うと、親は俺の事を捨ててどっかに行っちゃったんだよね
いつも一人きりの俺を気遣ってああやって毎日さとみが来てくれるんだ
まぁでもそれは夕方まで
さとみにも家族が居るからね、遅くまで帰ってこなかったら誰だって心配になるし
だからここからは俺一人の時間
正直寂しいけど仕方ない、捨てられたんだから
…でも、なんで俺は捨てられたんだろ、
…….、
って、だめだめ…、こんな事考えちゃ、
ただでさえ俺はほんの少しの事を悩んで悩んで、引きずっちゃう性格なのに…、
…..外、行こ
気分転換に外出てみたけど、なんも変わんないなぁ、
..さとみ、今何してんだろ、
家族のみんなとご飯かな、いいな、
…俺も捨てられてなかったら今頃一人なんかじゃなかったのかな、
「…はぁ、笑」
分かりやすいようなため息をついた時
「おにーさん、どうしたの?ため息なんかついて、笑」
「…へ、?」
全く知らない人から声をかけられてしまった
「えっと、..な、なんでもないです、」
「えぇ~?笑 嘘つかなくていいよ?落ち込んでるなら一緒に楽しいとこ行こーよ、」
「いや…あの、ほんと大丈夫なんで..、」
「いいからいいから、」
グイッ
「っ、離してくださいっ、」
手を振り払おうとしたけれど相手の力が強すぎて振り払えない
っ…どうし、よ
「離してっ、」
抵抗したが手を離す気配が全くなく、更に力を強められてしまう
「っ…、」
..俺この人に連れて行かれてどうなっちゃうの、
、もしかして、危ない所…?
っ、やだっ、
「あのっ、」
「ねぇ、何してんの、」
「…ぇ、?」
「あ?誰だてめぇ、」
「…誰でも良くない?てか、その子の手離しなよ、嫌がってんじゃん」
「…は?てめぇ、誰に向かって口聞いてんだよっ!」
バッ(手を上げる
「…ぁ、」
どうしよ、このままじゃあの人殴られちゃう..っ、
でも、っでも、俺には助けることなんてっ…
「っ、~… ギュ、」
怖くて目を瞑った時
ガッ
「い゛っ…」
「..こんなもん、か、笑」
「…?」
明らかに反応がおかしくて、そっと目を開けると
「っ、!?」
殴られていたのはあの人ではなく、俺に声をかけてきた人だった
「な、…」
「..ぁ、君、大丈夫?」
「ふぇ、..」
するとその人は俺に気付いたみたいで声をかけてきた
..この人…よく見るとすごくかっこいい..、
「だ、大丈夫、です…/」
「そっか、良かった」
その人は安心したように微笑むと、
「じゃあ僕、もう行かなきゃだから、」
俺に背を向けて歩き出した
「…ぁ、ま、待ってくださっ、」
俺は、勢いのあまり声をかけてしまった
「…?どうしたの、?」
「…その、な、名前、教えて欲しくてっ、」
出会ったばかりの人に名前を聞くなんて、きっと俺どうかしてる
でもその人はさっきみたいにニコッと微笑み、
「…ころん、君は?」
そう言った
「ぁ、えっと…り、りいぬ、です..」
「りいぬくんね、覚えとく、」
「あ、ありがと、ございます…」
「うん、笑 じゃーね、」
「は、はぃっ、またね、です..」
ころん…くんは、今度こそ俺に背を向けて歩き出した
「また、会えるかな、」
気付いたら俺は小さくそう呟いていた
…それにしても、ころんって名前、聞いたことあるなぁ..、
「ころんと会った、!?」
「ちょ、さとみうるさい、」
翌日、さとみに昨日あったことを話すと想像以上に驚かれた
「…てか、そんな驚く、?ころんくんと知り合いなの?」
「はぁ、?お前なぁ..」
「ぇ、なに、」
「..ちゃんと聞いとけよ、りいぬが昨日会ったころんって、俺が昨日話した暴走族の総長だからな、」
「..は?暴走族…?」
「……ぁ、え、ぇ!?」
「ぼ、暴走族、だったの..?」
「そう、しかも総長」
「う、嘘…、」
じゃあ俺、その暴走族の総長と話しちゃったってこと..?
しかも名前教えちゃったよ..?
…俺、これからどうなっちゃうんだろ..、笑
でもまさか、この出会いが運命の出会いだと知るまで後、少し
意味分からない、なにこれ、
衝動書きだから続くか分かんない、
続けたいけど
てかノベル難しかった!!!!!!
まぁ頑張ったので感想ください!!!!!
ブクマ一言お願いします👊🏻