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そしてうちは乾くんに誘われて、見学することにした。
👩「あ、見学の1年生…って、西中と東中の子たちじゃん!!」
🍣「こんにちは!✨️」
👩「元気でいいね✨️👍」
🐇「どうも♪見学お願いします♪」
🐤「お願いします!」
👩「期待の新人が沢山で私は嬉しいッ!」
🧒「こらこらwまだ入るって言ってないんだからw」
🧒「ちなみにどの楽器から体験する?」
🐤「私はクラしかやる気ないので!🔥」
👩「やる気に満ち溢れている顔!いいね✨️」
🍣「俺も打楽器第1です!それ以外になったら退部しますッ!!」
🧒「退部?!wこりゃあすごい新人だw」
🍣「さすがに冗談ですよ!w」
🐤🐇「コミュ力えげつな…!」
👩「じゃあ、体験行こうか♪」
🐇「とりあえず打楽器行こうかな…」
🍣「いいじゃん♪一緒に行こ!」
🐇「うん♪」
🧑「君たちが打楽器の見学者?」
🍣「はい!✨️」
🐇「お願いします♪」
🧑「とりあえずここにあるものならなんでも叩いていいよ!」
🍣「よっしゃ✨️俺、有栖さんのマリンバ聴きたい!✨️」
🐇「えぇ…でも1年やし、あんまり出しゃばるとなぁ…💦」
🍣「大丈夫!👍」
🐇「うーん…じゃあ、ちょっとだけ…」
♪♪(「プリズム」というマリンバの難曲)
🧑「?!これは…!」
🍣「こんなに近くで有栖さんのプリズムが聴けるなんて…!✨️」
🐇「まぁ、とりまここまでで…w」
🧑「君、どこ中の打楽器…?」
🐇「一応、西中です…」
🧑「に、西中?!凄すぎる…!」
🍣「めっちゃ褒められてる♪いいなぁ♪」
🐇「乾くんはなんの楽器やってたの?」
🍣「俺はドラム系が多かったかな?」
🐇「ちょっとやってみてよ!」
🍣「よっしゃ!やったる✨️」
♪((‹( ‘ω’ )›))♪ズンチャ
🧑「こっちの男子もめちゃくちゃ上手いッ……!」
🧑「君たち、正式に入部しないか?✨️」
🍣「もちろん!俺は打楽器でお願いします!!✨️」
🐇「私は…」
🧑「君の実力なら1年生でコンクールメンバーどころか”ソロ”もできるかもしれない!✨️」
🐇「……ッ!」
🐇「やっぱり、うちには出来ないッ…!ポロッ」
ダッッッ
🍣「有栖さんッ!」
🧑「何か、気に障る事を言ってしまったのか…?」
🍣「俺、追いかけて来ます!」
🐇「やっぱりうち、むいてないんやッ…出来ないッ…やろうとしても足が動かないッ…ポロッ」
🍣「はぁ…はぁ…見つけたッ!」
🐇「い、乾くんッ…?」
🍣「追いかけるの、大変だったよッ…!」
🐇「なんで、追いかけて来たの…?」
🍣「あんまり深入りはしないけどさ、なんでそこまでソロを嫌がるのか、不思議だから。」
🐇「ッ…」
🍣「話したくないなら、いいけど…」
🍣「少しでもこころが軽くなるなら、話して欲しい。否定は絶対にしない、約束する。」
🐇「……分かった。」
🍣「…!ありがとう♪」
🐇「うちって知ってのとうり、西中の打楽器で、3年間やってたんよ。」
🐇「運が良くて、2年と3年では、ソロを任されたんよ。」
🐇「まぁ、当然、うちの他にも打楽器はいたわけで、」
🐇「うちがソロをやることをよく思わない人もいたんよね」
🐇「そして、中3のコンクールのマリンバソロで、マレットの糸を全部切られてパニクって、ソロが終わった。」
🍣「はッ…?」
🐇「うちのせいで全国行けなかったって陰で言われたり、陰湿ないじめがあったりして、」
🐇「もう、あの時みたいな…ポロッ辛いことはいやだッ…ポロッ」
🐇「そして、何より、みんなに迷惑は絶対にかけたくなかったッ…ポロッ」
🐇「だからもうソロはッ、やらないッ…ポロッ」
🍣「そっか…そんなことがッ…」
🍣「でも、有栖さんを責めるような人は、ごく一部のクズだけで、今のみんなは絶対にそんな事しない。」
🍣「だから、もう1回、挑戦してみない?」
🐇「ッ…乾くんには分からないでしょ…ボソッ」
🍣「え…?」
🐇「いじめなんてされたこともなさそうな、乾くんにはうちの気持ちなんて分かるわけないやんッ…!!」
🍣「で、でも…」
🐇「そんなに軽々しく言わんといてッ…ポロッ」
🍣「…ごめんッ…」
🐇「ッ…!ご、ごめッ…そんなつもりじゃッ…」
🐇「ッ…ポロッ」
タタタタタ…
🍣「俺はッ…なんてことを…」
🍣「深入りしすぎてしまった…」
🍣「かと言って、今追いかけても俺に出来ることはあるのかッ…?」
🐤「こんにちは!打楽器の体験来ました!…って、なんか雰囲気重くないですか?」
🧑「あぁ、ごめんね…」
🐤「大丈夫ですけど…あれ?初兎ちゃんは?」
🍣「はぁ…」
🐤「あ、乾くん!どっか行ってたの?」
🍣「ちょっと、ね…」
🐤「初兎ちゃん知らない?」
🍣「ッ…!」
🐤「なんか知ってるよね。」
🍣「ごめんッ…」
🐤「そんなに責めたりはしないから!💦」
🍣「実はッ…」
~経緯説明後~
🐤「そっか…初兎ちゃん言ったんだ…」
🍣「俺がむやみに聞きすぎたからッ…」
🐤「そんなことないって!だってこの話、りうら以外に話したことないんだよ?」
🍣「え…?」
🐤「りうらは幼馴染だけど、あって2日の乾くんに話してくれたのは、ほぼありえないような話なんだよ!」
🍣「そう、だったんだ…!」
🐤「だから、乾くんの行動は初兎ちゃんにとって、きっかけになってると思うよ!」
🍣「有栖さんのトラウマ克服の…?」
🐤「そう!👍」
🍣「…今、謝りに行けないよなぁ…」
🍣「LINEも通話もできないし…」
🐤「…よし!りうらが乾くんの携帯で電話かけてあげる♪」
🍣「えぇ?!」
🐤「男は思い立ったら即行動!はいはい!出て!」
プルルルル…📞
🍣「よ、よし!俺、気持ち伝えてくる!」
🐤「頑張ってね!」