《マジですまん…ゴホッゴホッ…》
〈いえ、気にしないでください。私も同じことしちゃいましたから。ゆっくりしてください〉
《ほんとに悪ぃな…》
そう伝えてLINEを閉じ、スマホの電源も切る。最近はいろんなところでLIVEをして、移動や筋トレ、練習などの疲れが出たのか、はたまたどこかでもらってきたのか、風邪をひき、熱も出してしまった。
『くっそ…ゴホッ…熱出したのなんて何年ぶりだ…。薬もねぇし、食えるもんもねぇし…。 〇〇に…いや、迷惑かけるな…後で買いに行くか…』
そう決めて、寒気を何とかしようと布団をしっかり被る。そしていつの間にか寝ていた。
「あっつ!」
そんな声がして目が覚める。さらに、いい匂いまでする。寝たおかげで少し軽くなった体を動かし、キッチンに行くと、〇〇がいた。
「あ、隈取さん!起こしちゃいました?」
『いや…なんでいんだ。ゴホッ…』
「なんでって、看病しに来たんですよ!私が風邪ひいた時、来てくれたから、今度は私が看病してあげないとと思って!それに薬ないだろうしと思ってさ!」
『まぁ…薬はなかった…』
「でしょ!ちょうどお粥もできたから食べれそうなら食べて!」
『悪いな…』
「気にしないの!ほら、テーブルの方行ってて!」
椅子に座ると、〇〇がお粥と薬、水を持ってきてくれる。
「無理しないで、食べれる範囲でいいからね」
『いただきます…あっつ!』
「あはは!もう、冷まさないからだよ〜!」
他愛もない会話をして完食し、薬を飲んでもう一度ベッドで横になる。
『悪いな…せっかくの休みなのにこんな形になっちまって…』
「いいの、気にしないで。前もそうだったんだから。それに、隈取さんの看病なんて滅多にできないし、私にとってもいい経験かな?ふふ」
『…ならよかったよ。…なぁ、〇〇…』
「なに?」
『今だけでいいから、そばに居てくれねぇか…?』
「…!こんなに弱った隈取さん見るの、初めて」
『うるせぇ…』
「もちろんいるよ」
『ありがと、な…』
〇〇の温かい手に包まれ、俺はまた眠りについた
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手を握り、眠りにつく隈取さんのかわいい寝顔を見ながら呟く。
「もちろんいるよ…今に限らず、これからもずっと…。隈取さんの性格も人柄もダンスも全部大好きなんだもん。そばにいさせてね…。」
そう呟いて、隈取さんの髪の毛を梳いて頬にキスをした。
コメント
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(*'ワ'*)ワアもう大好き🧡
あの、はい、大好きです♡