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#ヘタクラさんと繋がりたい
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#アルフレッド・F・ジョーンズ
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ふぁんためろん。
200
葬式を終えて数日が経った頃にその少女はやってきた。
さらりと揺れる黒髪に、くりりとした黒曜石の瞳。白い肌に小さな顔立ちがよく映え、思わず目を引かれる愛らしい和人形のような少女だった。
アーサーが驚いたのは彼女が思いのほか明るかったことだ。
東洋、日本の子だと聞いていたから菊のように謙虚でどこか儚い雰囲気の子か、売られてきているので暗く表情のない娘だと思っていたのだ。
しかしころころと表情を変えながら挨拶をする姿はとてもそんな風には見えない。
彼女は真っ直ぐとアーサーの元へ歩き、深々と礼をした。
その無駄のない礼に流石はあの老紳士に育てられ上げただけの事はある、とアーサーは無意識に口角を上げていた。
「よろしくお願い致します、サー・カークランド。」
彼女はほかのメイドと同じようにヴィクトリアン・メイド服を着ていた。
幼い顔立ちの彼女が着ると本当に人形のようだ。
「あぁ、よろしく頼む。知ってるとは思うが、俺はアーサー・カークランドだ。」
「はい、お話は義父から聞いております。」
義父、とはあの老紳士のことであろう。
「お前、名前は?」
「名前はありません。捨て子ですし、義父には“マイディア”と愛称で呼ばれていたので。 」
「そうか…名前がないのは不便だな、よし、後でお前には名前をつけてやる。」
そう言うと彼女は満面の笑みを浮かべて喜んだ。
「だがその前に、」
アーサーは真剣な表情になった。
「俺のメイドになるってことは、これからお前と同じ歳くらいのレディーが経験できることが出来なくなってしまう。それでもいいのか?しかも、時が狂う可能性だってある。」
整った顔が真顔になるとどこか威圧的で迫力があった。国としての重厚な威厳と、彼なりの愛情だ。
彼女はそれに恐るることなく微笑むと、恭しく跪いた。
「もちろんでございます、私はサーにこの命を捧げる所存です。 」
「…そうか、よろしくな。」
そうしてようやく表情を柔らかくしたアーサーに微笑むと彼女は歩き出した。
「なんだかお城みたいでワクワクします。少し探検してきますね!」
アーサーはその様子を見て翠の瞳を丸くした。しかし、楽しそうな笑顔見ているうちにアーサーからも笑みが零れた。
「これはなかなかお転婆なアリスが迷い込んだみたいだな。」
ここから先はお話とは関係ありません
少女に名前をつけようか迷っています
𓏸𓏸のように誰にでも当てはめられる名前にするのか、固定の名前をつけるのかご意見いただけたら嬉しいです!
次の話から夢要素を増やしていきたい……
ここまで読んでくださりありがとうございます!
コメント
1件
うわあああ第2話もめっちゃ良かった…!😭💕 アーサーが「名前をつけてやる」って言った瞬間、もう胸きゅんが止まらなかったよ…!しかも彼女が「この命を捧げる所存です」って跪くシーン、重みと覚悟が伝わってきて鳥肌立った…。お転婆アリス呼びも最高すぎるし、この先の関係性がどう育っていくのか楽しみで仕方ないよ〜!!🌸✨