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「これを読むヒトに。
これを読むと云うことはきっと
私は死んだのでしょうか。
否、もしかすれば自殺未遂で家宅捜索、
みたいな事もあり得るかもしれません。
ですが、その様な事が知りたいのでは
無いと思います。
何故私は自殺を図ったのか。
ええ、正直に云わせて貰います。
人生に飽きました。
特に何も無い人生でした。
ずっと心の中ではファンタジーの様な
日常を過ごしたいと思っていました。
現実はそんな幻想ありませんでした。
ええ、自分が悪いと云われれば
そうで 御座います。
こんな選択肢しか無かった私が
悪いのでしょう。
ですが、望んだのはもっと輝いた日常でした。
毎日毎日、幻想と夢に毒されて
飽き飽きしました。
面倒になりました。
黄泉と云う国が御座いましょう。
お察しの通り、
其処ならば楽しかろうと私は思いました。
なので、私は其処に向かいます。
またいつか、かの国でお会い致しましょう。」
…呆気ない遺書だった。