僕の名前は天音!
お母さんと二人暮らしです!
お父さんは、僕が物心つく前に何処かへ行ったそう。
まぁ、詳しくはしらないけど。
今が楽しいから、別に寂しいなんてことない!
僕には、3人の親友が居るしね!
「おーい、天音? 準備出来た?」
あ、言ってたら来た。
返事しないと。
「ごめーん! まだ準備中! 家来て〜」
「また〜?」
「ごめーん!」
やっべ!
いっそげーーー!
ガサゴソガサゴソ
〜準備中 しばらくお待ち下さい。〜
よし!
出来た!
行こーっと。
トントントンズルッドドドドドッ
「ぎゃーーーーーーーーーーーーー!」
「え?」
ガッシャーン!
「だいじょぶそ?」
「う、うん! 推しのアクキーは無事!」
「いや天音が!?」
「え? 天音?」
「うん!」
「大丈夫だよ〜」
今話しているこの子は平音!
僕の幼なじみ兼親友だ!
昔からお母さん的な存在で、奏のお姉ちゃん!
まぁ、双子ですけどね。
あ、奏って言うのはね〜。
「おはよ。」
あ、この子!
平音とは正反対の性格で、僕ら4人の中での末っ子的な!ww
「いや、末っ子は天音でしょ?」
「え?なんで?」
「え、だって、私が一番上の長女で、十夜が長男、奏が次男で、天音が末っ子。」
「え〜。」
「いやいや、長男は俺!てか、俺のほうが平音より上でしょ!」
「は?なんで?」
「私のほうが生まれたの先だし。」
「いやいや、お母さんのお腹から出てきたのがちょっとだけ早いだけじゃん。」
「だから、私のほうが上なんじゃん。」
「まぁまぁ。」💦
「また喧嘩?」
あ、この冷静な子が十夜!
一番まともだね〜
僕は十夜が一番上な気がする。
「あ、時間!?」
「やば、もう8時5分じゃん!」
「遅刻確定。」
「いや、そこは焦りなさいよ!」
「ははは」
「感情込もってねー」
ほら、うるさいってほど楽しいよ!
学校到着!
キーンコーンカーンコーン
「え、教室のドア開ける寸前にチャイムは終わってる。」
「それな。」
「おい、早く入れ。」
「はーい」
一時間目
二時間目
三時間目
四時間目
「ふぅ、短縮さいこーーーーーー!」
「十夜はもっと授業受けたかった。」
「げっ。出たよガリ勉。」
「ガリ勉じゃねぇって言ってんだろ。」
ふふっ
あ!
今日の朝の母さんの手紙、まだ読んでない!
でも、帰って来る時間とか書いてあったような?
「ちょ、先帰る!」
「え?」
「朝は待たせるくせに、帰りは一人先々行くんかい。」
ハッハッハッハッ
走れ自分ーーーーーーーーー!
ガチャッ
「ただいま!?」
「母さんごめん遅れた!」
「あ、永遠くん?」
………………………………..。
「え?」
「えーーーーーーーーーーーーー!?」
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