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部屋の空気が一層張り詰める。手錠で拘束された僕の手首は自由を奪われ、動くたびに冷たい鎖の音が響いた。龍水はその様子を冷静に観察しながら、ゆっくりと僕の首筋に指を這わせる。
「どうだ、右京。苦しいだろうが、これも貴様の求める快感だ。違うか?」
「ちがっんっ…うっ…やっ…龍水…」声を殺そうと必死で、でも震えが止まらない。
彼はその反応を楽しむように、より強く僕の胸を押し込む。
「声を我慢するなと言ったのに」
「んあっ♡…だめっ…でも、ふぁっ…」涙がこぼれそうになる。
僕の苦しそうな喘ぎ声を聞きながら、龍水は容赦なく責める手を止めない。
「貴様の声が聞きたい。そんなに弱いのか?」
「んんっ…あっ♡…りゅうすい…きついっ…」
涙がこぼれ、声は掠れて、でももっと激しく求めている自分がいた。
龍水は冷たく微笑んだ。
「いいんだ、右京。貴様のすべてを受け止めてやろう」
ゆっくりと唇を重ね、彼は僕の泣き声を飲み込む。
苦しくても、痛くても、龍水の前では全部知られる。
「んっ…あっあ゛〜…りゅうすいぃ…」
僕は必死に声を抑えるけど、涙も理性も限界だった。