この作品はいかがでしたか?
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⚠︎ オリキャラ 男夢主
⚠︎ 原作改造
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『……は?』
「だーかーらー、憂太と任務に行って欲しいんだって!」
なんだかパンダが可笑しい。ついに頭が壊れたか。学長に直して貰わないと。
「おい顔に出てるぞ。」
『…気のせいだろ、』
「お前なぁ…、」
真希と教室に帰って来た直後、午後の任務こいつと行ってくれ、と唐突にお願いされた。1人がいいんだけど。
その憂太を見てみれば、こちらの様子が気になるようで、落ち着きがない。自分から言えばいいだろうに。
…あぁ、さっきの俺の態度をみたらそうはいかないか。
「それで、行ってくれるのか?」
『……』
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「あ、あの!」
「きょ…今日はよろしくね、?」
『……ん。』
あ、安心してる。いちいち分かりやすいなこいつ。
結局、一緒に行くことになった。…まぁ、パンダのあの圧からして、俺に拒否権はなかったんだろうけど。
「それでは、帳を落としますね。」
そこは小さな病院だった。空き家になって随分経つのか、金属のほとんどが錆びている。
さっさと取り壊しとけばいいのに。…あ、忘れてた。
『なぁ。』
「…うぇ⁉︎なな、何?」
俺は幽霊かなんかか?
『……』
『あのさ、』
その時、
ものすごい振動が建物内に広がった。
「え⁉︎なにこれ⁉︎」
『…思ったよりデカいな、』
「え⁉︎」
反応が大げさすぎる。…まずいな、時間がない。
『…憂太。』
「え、何?……って、僕の名前…」
名前を呼んだら、こっちを見て、目を見開いていた。色々ツッコみたいが、そんな余裕はないので無視しておく。
『時間がない。今から3秒数えるから、数え終わる前にここから出て。』
「…え、」
呆然としている憂太の前に立つ。後ろから俺の名前を呼ぶ声が聞こえる。
「要(かなめ)くん…!」
俺はこいつの顔を見ずに言った。
『死にたくないなら、黙って俺の言うこと聞いとけ。』
お前を守れるほど、俺の術式には余裕がない。と付け足す。憂太は少し考えた後、分かったと言って出て行った。
これで気にせずに術式が使える。
足に呪力を集め、一気に放出する。これにより、俺の呪力内にいる奴の位置、大きさが分かる。
…北西か。結構遠い。
だが次の瞬間、
目の前の壁が壊れた。
[キュルルルル“]
『…へぇ、怪力系ね、』
『最高じゃん。』
呪霊に向けて、ニッと笑った。
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憂太side
『はぁ…はぁ…っ』
なんとか出てきたけど…。やっぱり要くんが心配だ。
僕のことを守る余裕がないって、言ってたな…。僕は守られてばかりだな。
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数時間前…
「良かったな憂太。これを機に、要と仲良くやれよ?」
と少し恐い顔でパンダくんが笑う。
『良かったのかなぁ…。』
良いとは言ってもらったものの、足手まといになる自信しかない。要くん強そうだけど。
「まぁ、要の呪力の中には入らない方がいいな。」
なにかを思いだすようにパンダくんは言った。
『…?どうして?』
すると、遠くで禪院さんと話している要くんを見て言った。
「や、あいつの術式さ、」
「” 風 “ だから。」
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ヨロシク。
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