警部
「一体…どうしたんだ…?」
小泉結菜
「なにか…わかったんですか…?」
関原叶
「やっぱ…犯人コイツなの!?」
砂口扇
「ヒッ!」
しおりん
「お…落ち着いてください…」
雫
「…言えるか?」
しおりん
「…うん」
しおりん
「この事件…犯人は…」
しおりん
「…」
しおりん
「”関原 叶”貴方です」
皆「!?」
関原叶
「…は?」
関原叶
「な、なんで私なのよ…」
関原叶
「それに!証拠は…」
しおりん
「これです。…雫。お願い」
雫
「はーい」
しおりん
「この血文字…」
しおりん
「最初の点は、犯人は…と書いてあります…」
しおりん
「そして…願い…とは」
しおりん
「”願いを叶える”…そういう意味でしょう…」
しおりん
「そして、星や流れ星の飾りがあったのも」
しおりん
「”願い事を叶える”…つまり」
しおりん
「涼さんは、書ける力もなくなっていたため…」
しおりん
「最後はなんとか分かるように…」
しおりん
「ねがい…と書いたんでしょう…」
しおりん
「でも…貴方は、」
しおりん
「涼さんと、別れようと言われそれが嫌で殺したんでしょう?」
関原叶
「は!?なんで…知って…」
しおりん
「前に、白埜から聞きました」
しおりん
「あの人は、前に相談として来てた…って」
しおりん
「そして、こう言ってました…」
________________
小泉涼
「すみません…」
白埜
「はい…?どうされましたか…?」
小泉涼
「実は、友人と友人の恋人が…別れてしまって…」
小泉涼
「俺に…その恋人が恋したみたいで…」
小泉涼
「最初は…付き合ってた人とは知らなくて…」
小泉涼
「でも、私はあの子が好きだった…」
小泉涼
「友人も…あの子が好きだった…」
小泉涼
「だから、私は」
小泉涼
「付き合っていたと知って」
小泉涼
「別れて、もう一度…やり直してほしい…と思ってて…」
小泉涼
「言ったほうが…良いのでしょうか…?」
白埜
「…それはあなた次第ですね」
白埜
「もし、それで関係を悪くしてしまえば申し訳ないですし…」
白埜
「それに、話し合ってみてはどうでしょう?」
白埜
「きっと、なにかあるんじゃないですか?」
________________
しおりん
「扇さんは…貴方を愛していた」
しおりん
「別れた後も…」
しおりん
「涼さんも…貴方を愛していた…」
しおりん
「でも、友人が別れたと聞いて…」
しおりん
「もう一度、友人とやり直して」
しおりん
「幸せになってほしい…と、言っていたんです」
関原叶
「嘘…じゃあ、涼は…私のために…」
関原叶
「ちゃんと…話を聞けば…よかった…」
関原叶
「ウッ…ウッ(泣)」
翠
「…泣けばいいさ」
翠
「涙が…枯れるまで…」
関原叶
「あぁ…涼…(泣)」
数狼
「…」
コメント
1件
サブ垢の方で見てました! 最っ高です!