テラーノベル
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師匠@活動終了
「え、一歌ちゃん、奏、ちゃん?」
「ごめんね、勝手に聞いちゃって。でもね、辛いのは二人だけじゃないんだ。私たちも、居場所を捨てられたの」
そう、一歌は話した。
「私は、レオニのメンバーから、”邪魔だ、迷惑だ”って言って追い出されたんだ。しまいには、クラスメイトも、私は必要ないって言ってて。いてもいなくても変わらないって言われてたんだ。それで、もう、耐えられなくなっちゃって。」
「私もだよ。音楽を作ってるメンバーから、全然響いてこない、救われないって言われて。それで、いらないから出てってって言われた。クラスでも”何これ?すっごい変な曲だね”って笑われた。そこではっきりとわかったんだ。わたしはなんの意味もない曲を作り続けてたんだって。私の曲は誰にも届かないんだって。それでね、生きる意味をなくしちゃったの。生きている資格がない。音楽を作らない私に生きている価値なんかないから」
そう、一歌と奏は話した。二人も、居場所を奪われて、大切なものを奪われ、生きる意味を見失った。
一歌はレオニという場所。
みのりはモモジャンという場所。
こはねはビビバスという場所。
奏はナイトコードという場所。
それぞれの大切なものを否定されたのだ。
一歌は大好きだった楽器や歌。
みのりは笑顔を届けるということ。
こはねは自分に自信を持ち、高みを目指すこと。
奏は、奏自身が作ってきた曲の全てを。
「ー私たちは、たくさんのものを奪われてここにいるんだね」
「そうだね。みんな、消えることを心から望んでる。でもきっと、認めてくれるのはここだけなんだよね。」
「うん。ここ以外は、誰も認めてくれないし、助けてくれないんだ」
「それじゃあ、これからは、一緒にいようよ。みんな」
コメント
1件
うわあ……第14話、めっちゃ重くて苦しい回だったね😭💔 一歌ちゃんと奏ちゃんの過去、それぞれの「居場所を否定された」痛みがひしひし伝わってきたよ。「いてもいなくても変わらない」って言葉、刺さりすぎて泣ける……。 でも、そんな四人がここで出会って「一緒にいよう」って言えたの、すごく尊いと思った。救いの兆しが見えた感じがして、続きが気になりすぎるよ……!🌸