テラーノベル
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「ん⋯っ」
軽くキスをすると、彼は少し声を漏らした。
「こっち向いて」
彼と目が合う
不快感と怒りを含んだ彼の顔。
「ぁ⋯んん、!!⋯う」
また唇を奪って舌を絡めると、彼はすぐに目を閉じて抵抗する。
「ほら、もうこんなに濡れてるよ?」
体液に触れて濡れた指を彼に見せる。
「気持ちいい?我慢できない?」
目を細めて微笑むと、彼は悔しそうに睨みつける。
「はは!大丈夫だよ!今からいっぱい気持ちよくさせてあげるから!」
彼を押し倒してナカに指を入れる。
「ふ、⋯ん、ぅ⋯あっ⋯!」
指が動く度に彼のナカは熱く締まる。
「ほらほら、もっとほしいんでしょ?」
激しく出し入れされる指に彼の声はどんどん大きくなっていく。
「イっちゃう?イっちゃう?」
びくっと大きく震えて彼は絶頂した。
どろっとした彼の精液が服に付着する。
その後も彼と行為を重ねた。
「はぁ⋯っあっ、だめ⋯ぇっ⋯うう⋯っ」
肌が当たる音が部屋に響く。
出し入れされる陰茎に彼は絆されていて、僕にはそれがすごく気持ちよく感じた。
後背位から正常位に体位を変える。
「もう⋯ぅやめっ⋯て⋯やめて⋯っぇ」
涙目でそう言う彼。でも数分もすれば自分から腰を振るようになる。
彼の陰茎に触れて激しく扱く。
びくびくと震えて何度も絶頂する彼。
「好きになってくれた?」
お互いの体液で汚れたシーツ。
「嫌いだ⋯お前がいちばん⋯⋯」
絞り出したような彼の声。
「いちばん?ありがとう!」
その返答に彼の表情は激しく歪む。
「僕も君がいちばん嫌いだよ」
「嫌い」、その言葉に彼は少し傷ついたようで、少し間を置いて小さく舌打ちをした。
彼の情けない身体と声。
だらしなく乱れる服。
彼のきたないところを知った。
(大好き⋯)
ぞくぞくとした快感が背中に感じる。
彼を永遠に独占したい。彼の醜い姿を見たい。
僕だけが、永遠に。
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この二人は裏で共依存になっててほしい