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🤍side
ちょっとした興味本位だった。
その日はドラマの撮影で遅くなる事がわかっていた。
たまたま勇ちゃんも近くの現場だから一緒にタクシーで帰って、少しだけ配信しようかって話になり、深夜になるし勇ちゃん家に泊まる事になった。
配信が終わり先にお風呂に入らせてもらって、今は自由に観て良いと言われたTVで太ちゃんが出てるバラエティを観てる
ふと、本当にちょっとした興味本位で勇ちゃんのサブスクのマイリストが気になり観てしまった。
やっぱり勇ちゃんはメンバーの事が大好きなのが分かるマイリストで嬉しくて笑ってしまった。
もちろん俺が出たドラマや映画もマイリストに入ってた。
そして、何故そんな事をしてしまったのか本当に後悔してるんだけど。
この配信サイトは、まぁ所謂大人の動画も見れるやつで…
本当に理性より好奇心が勝ってしまって…
「わ〜すご…」
何だろ。流石にここのマイリスト見ちゃダメだろって消そうとした時に
「柔太朗〜タオル忘れたーーー棚からとってーー」
勇ちゃんのデカい声が聞こえて、慌てて立ち上がり返事を返してタオルを探して持って行った。
「はぁ、びっくりした…」
心臓がドキドキしてる。
とりあえず早くTVを消そう。そう思い部屋へ戻ると…
驚いた時に押してしまったのか、勇ちゃんの見てはいけないマイリストが開いてしまっていた。
「あ、え…」
見えてしまったものは仕方ないんだけど…
何だろ違和感?がある。
勇ちゃんの、マイリスト…ショートカットのスレンダー美人が多い。
可愛い系が好きなのかなーって思ってたのに。
しかも、誰かに似ている気がする。
誰だ??ダメだとは思いつつスクロールしてしまう。
そこには男性同士の作品もあって、それもクール系の人が写ってて…何処となく自分に似ている気がして…
ガチャ
後ろのドアが開く音がして、慌ててTVの電源を落としたつもりが、動画を再生してしまった。
あろうことか濡れ場で動画か止まっていたのか、TVからは男性の喘ぎ声が流れている。
「あ、え、あ、ごめん…」
もう俺はパニック状態で、勇ちゃんの顔も観る事ができず。
とりあえず動画を停止できた時には顔に熱が集まり、少し目が潤んでた。
リビングに入って来てから勇ちゃんは、ずっと無言で、さすがにプライバシーの侵害だし本当に無神経な事して申し訳なくて。
信頼失ったとか、色々感情がぐちゃぐちゃになりつつ、謝った。
「ほんとうに、ごめんなさい。」
マイリストを見た事は事故だったとしても、好奇心で大人の動画に切り替えてたのは自分たから言い訳はしない。
「……」
勇ちゃんは何も言わない。
気になりチラリと様子を伺ってみた。
「っ……」
勇ちゃんは風呂上がりの濡れた髪のまま、赤くなった顔をタオルで押さえていた。
本当にやっちゃいけない事をしたって罪悪感が襲ってきて、俺は声が震えてる事を感じつつ
「……本当に、ごめんなさい。」
俺が泣くのはおかしいって分かってるのに、勇ちゃんに嫌われたかもと思うと自然に涙が溢れてきた。
「あっ違う違う、怒ってるとかじゃないから」
勇ちゃんの優しい声が頭の上からして、顔を上げると肩に掛かったタオルで涙を拭かれた。
少しホッとしつ気が抜けてしまったけど、再度勇ちゃんの目を見て謝った。
「本当にごめん…無神経な事して…」
勇ちゃんが困ったような笑い顔で
「いや、鍵掛けて無かった俺が悪いよ。柔も年頃だしやっぱり気になっちゃうよな…。」
4歳しか変わらないのに子供扱いをされ、少しムッとしたけど悪いのは自分なので
「ごめん…」
「そんな謝んなくても良いよ、ちょっと恥ずいけど」
だけど勇ちゃんはいつもとは違う笑顔で言葉を続けた
「んー。でも柔太朗が気になるなら、お願い聞いてもらって良い?」
「それは、もちろん。何でも聞くよ?」
答えると勇ちゃんは、すごく嬉しいそうな顔で
「じゃ、寝室についてきて」
「?わかった」
髪を拭きながら歩く勇ちゃんの後ろ姿をみながら、家には結構来てるけど寝室に入るのは初めてだなーって考えながらついていく。
勇ちゃんの寝室は、大きなベッドに照明や家具がモダンな雰囲気ですごくオシャレだった。
「えー。すごいカッコいいね。」
「ん。あんがと。じゃー柔太朗ベッド座って?」
「うん?」
素直にベッドに腰を落とすと『カシャ』とカメラの音がする。
「あ!勇ちゃんそのカメラ買ったんだ!」
それはついこの間勇ちゃんが楽屋でカタログを見ながら買うか迷っていたカメラだった。
「ん。だからさ柔太朗モデルになってよ」
「え!うん、やるやる!」
これなら全力で役立てると思って即答したら
トンっと勇ちゃんに肩を押されてベッドに倒され
『カシャ』
写真を撮られて、あれ?と思ったけど
「柔太朗…ありがと。」
って言われて、ま、いいか?て勇ちゃんの蕩けるような笑顔を見ながら考える事を放棄した。
コメント
1件
やばやばやばやば!!?!?!?!?!😭💕💕💕 「好奇心が招いたピンチ」ってまさにこれだよね!!柔太朗のパニックっぷりが可愛すぎて鼻血出るかと思ったよ…特に涙目で謝るところがもうエモすぎてこっちまでドキドキした😳💗 しかも勇ちゃんの「怒ってないよ」からの「モデルになって」って展開、何その胸キュンシチュエーション!?頭おかしくなるかと思った!!二人の空気感がもうたまらん…続きマジで気になりすぎるから早く次読みたいよおおお😭🔥🔥 美星さんの描く柔太朗の心情が繊細でリアルで、一気に引き込まれました!めっちゃ良いスタートだよ!!