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僕は 天野 天(あまの そら)。
僕は毎日人(みんな)と同じように、笑っている。
でも、心の中は違った。
「ねぇねぇ、天ってやっぱこの雰囲気に合わないから早くどっか行って欲しいよね」
「ねぇわかるぅ、天って何考えてるのかわからないし気持ち悪いしさぁ早くいなくなっほしい」
「空気悪くなるから帰って、」
「おい、天しゃべんなよ。キモいんだよ」
その声は、クラスの隅から聞こえた。
僕は言い返せなかった。言葉が出なかった。
(…僕はやっぱりいらない存在なのかもしれないな……)
机に顔を伏せて、息を殺す。