─────────────
コスモスのような君にダリアを添えて .
─────────────
メインSide .
ある日、平凡な日常の一部の物語に色がついた。
君と出会った日、君が助けてくれた日。
マラソンの大会練習の日だったよね。
僕は足が絡まって転けたとき、真っ先に駆けつけてくれた君。
「──大丈夫?」
大丈夫─
あの聞き馴染みのある、大好きな声は今でも鮮明に思い出せるよ。
君はいつでも優等生で、人気者で、でも謙虚で。
テストは学年1位をキープ。
僕も成績は良い方だし、人気もまぁある方だとは思う。
けど、君には及ばないから、釣り合わないから。
「──いじめ?」
助けて─
しかも僕はよく周りから変人と言われるくらいの研究好きだったから、それもあったのかな。
その影響で、君とは距離を置いたよね。
それがよくなかったみたい。
元々君がターゲットだったけど、僕にターゲット変更になったらしい。
「──私だよ」
なんで─
君が全部悪いとは言わない。
ただ、僕は悔しいし悲しい。
まんまと罠に掛かって騙された僕が悔しい。
それを仕掛けたのが君だったことが悲しい。
君と会わなければよかったな─
────────────
コスモスの花言葉 … [ 謙虚 調和 乙女の真心 ]
赤 … [ 情熱 ]
白 … [ 優美 ]
ピンク … [ 乙女の愛情 ]
黒 … [ 恋の終わり 恋の思い出 ]
ダリアの花言葉 … [ 華麗 優雅 気品 威厳 ]
白 … [ 感謝 豊かな感情 清らかな心 純粋 ]
赤 … [ 栄華 ]
ピンク … [ 優美 ]
ネガティブな花言葉 … [ 裏切り 移り気 ]
メインのライバーさんは誰でしょうね?
ヒントは物語にも出てきた「研究」というワードです。
「僕」という一人称も一応ヒントです。
もしかしたら転んだのも研究が関係あるかも…?
これで結構絞られるはず!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!