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⚠主が月光を聞いて突発的に書きたくなったやつです笑
語彙力皆無です!
月の光
「今日のライブ最高だったな!」
「ああ。
俺も楽しかった。」
今日のライブはすごく楽しかった。
オレも、みんなも力が着いてきたな、
と思えて嬉しかった。
でもこのきたない感情が邪魔だった。
この怖い、という感情が。
最近は練習三昧でアイツらの歌を聴く事
も多かったからか、余計にそう感じる
ことが増えていた気もする。
正直、置いていかれて見捨てられるのが
怖くて仕方がなかった。
父親のことが吹っ切れて声がさらに伸びて
自由な歌い方になった冬弥。
相棒、という存在を再認識して 自分の
在り方を考えて歌うようになった杏。
歌を初めて少ししかたってないのに
成長の速度が凄まじいこはね。
そして何も変わってないオレ。
才能なんて。
と思っているオレだがやっぱり
うちのめされてしまう時はある。
そういえば姉の絵名もそんなことを
言っていたような気がする。
この月の光が感傷的にさせてしまう
だけだと自分自身に言い聞かせるが
やっぱり考えてしまうのが人間
なんだろうか。
「どうした彰人?」
不意に冬弥に顔を覗き込まれて
びっくりした。
「や、なんでもない。
悪い。ちょっと考え事してた。」
一瞬この想いを言ってしまおうか、
そう思ったがやめた。
せっかくの気分なのに暗い雰囲気に
するのはいやだった。
、、、言うくらいなら我慢した方が楽だった
「何かあるなら相談してくれ。
俺たちは”相棒”だろう?」
そういって隣に立つ相棒の顔が
月光に照らされていて綺麗で
この感情はこいつらといて、
だからこその感情なんだろうな。
と少し前向きになれた気がした。