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この小説は、「クラムボンを殺したのは僕です。」という曲を元にした小説です。
自己紹介
麻玖羅舞
15歳。女子高校生
ある日からずっと悩んでいる
今回の主人公
黒井 梨伽
15歳。女子高校生
いじめっ子だが、先生と周りからの評価が良い為、被害者と思われている
白雪 穂乃香
15歳。女子高校生
いじめられっ子で、先生からも周りからも加害者と思われている。
日々虐められ続けている。
START
午前6時
街の静寂と共に私の朝が始まる
私は麻玖羅舞、15歳一人暮らしだ。
「朝…」
嫌だなぁと、心の中で思いつつ朝ご飯を作る。
チン
そんな音と共に、中に入っているトーストを食べる
学校に行く準備をして電車に乗って学校へ行く
そんな傍から見たらなんともない学生だろう
そう、”傍”から見たら
数ヶ月前に起こったこと、それは私がとても後悔したこと
数ヶ月前
学校
バッシャーン
水入りバケツが冬の朝、無慈悲にとある女子生徒に降り注がれる
女子生徒の名前は、白雪穂乃香
私の友達
「おはよう、羅舞」
「おはよう。これタオルと白湯」
「ありがとう」
そう言い残し彼女はトイレへ足を運ぶ
キーンコーンカーンコーン
数分後
彼女といじめっ子、黒井梨伽
「白雪遅い!まだ遅刻するのか!これで何回目だ!」
「すいません」
何故なのだろう
穂乃香と梨伽が来たのは一緒のタイミングで、
先生は教室に穂乃香が居たのを見ているのに、本当に遅刻した梨伽には
怒らず、穂乃香に怒るのだろう
これが日常だ
毎日のように学校から虐められる
「ほんっと世界って不平等」
放課後
「羅舞」
「…穂乃香! 」
「一緒に帰ろ!」
「分かった」
数十分後
「じゃ、また明日」
「うん!バイバイ!」
その後、そのまま帰さなければ良かったんだ
後日、学校で穂乃香の家が燃え、白雪家全員が4んだと伝えられた
もちろん、穂乃香も4んだ
その日の1-Aの授業は全て穂乃香の葬式になり、葬式が終わったらすぐ、
帰らされた
(私が昨日帰さなけれb)
その時、永遠と忘れる事ない…梨伽とその取り巻きの声だった
「でさ〜〜」
「〜〜だよね〜」
「ほんっと、あいつが授業潰してくれて良かったよね!」
その言葉は私の地雷を踏み抜いた
一瞬足が止まったが、ここでやり返してはいけないと我に返ると同時に
あそこでやり返していたら虐められるという、恐怖が来て、おもわず
走って帰ってしまった
「なんか、急に走り出したんですけど」
「えー、こっわ笑」
そんな声を背に家に走って帰る
「はぁっ、はぁっ、はぁ」
「明日からは、学校行かないようにしよう…」
1年後、私…いや、俺はすごく変わった
まず、一人称が俺に変わった
学校はもちろん、あの日から行ってない
それで暇だったから、何となくYouTubeを始めた
そしたら、何故か1本歌ってみたを出しただけなのにすごくバズった
ある日
連絡が1件来た
お母さんからだ。
「は?」
「家庭教師…?」