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今、私は命の危機に陥っていた。
とてもとても重い病気だ。
ステージ四今の日本が持つ医療では治すことがほぼ不可能とまで言われている。
「死にたくない」私はそう口を動かした。
そんなことを言っても病気をわずらわっているこの体はじわじわとわたしを死へと追い込んでいく。
今私は寝たきり。点滴を打ち延命している。
だけど思うのだ。治すことのできない。ということは私は生きることができないということ。もって春までと言われていた。なのにどうして点滴を打ち延命させようとするのか。私には理解できない。私からしたら苦しいことだから。いっその事こと今すぐ死んだ方がマシなんじゃないか……?
そう思い私は点滴に手をかけるのだった