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fu side
rmは確かに『俺のこと抱きたい?』と問いかけてきたのだ。
あのrmが? ツンツンしていて恥ずかしがり屋で、自分から誘うことなんて1度たりともなかったrmが?
そんなrmは俺の腕の中に収まっている。そして、そのルビーとサファイアのような美しいオッドアイの瞳で俺を見上げている。
俺を抱けと言わんばかりの瞳で俺を見つめてくるのだ。
rm『抱いて…よ、俺のこと…ッ』
俺に向けられたその言葉は苦しそうな、なにかに縋るような声だった。
どうしてrmはこんなに感傷的になっているのか、心配する心が揺れ動く一方で俺はいま…
そんな思考が止まらない。目の前にいるこの世で1番愛おしくて、可愛い人が俺を求めているのだ。俺は目の前のこのふわふわな水色の髪をした可愛いやつを抱き潰したい。
ふわふわと甘い空気が漂う。
rm『ッ…抱い…、て…っ、忘れさせッ…て』
fu『なにそれ…』
rmはそんな空気を叩くようにそういった。
俺はrmを膝から退けると、ベッドに雑に放り投げた。
rm『fu…ッ?』
fu『どうしたの、rm』
rmの瞳はじんわりと不安に染まっていく。呼吸が浅い。顔の血色も悪く、指先が冷たく震えている。
身体は冷たいのに、額にはほんのりと汗をかいている。
先程まで気が付かなかったが、しっかりと見ると今のrmの状態は異常だ。
fu『なにがしんどいの?』
〃『何が苦しい?』
rm『やめッ…やめろよッ…っ、』
rmの目にじわっと涙が浮かぶ。それを俺が拭おうとすると、rmは俺の手を払い除け顔を隠してしまった。
rm『はッ…やく、抱けよッ…っ、ッ』
fu『…だめ』
可愛い抱きたい。抱けるものなら今すぐに抱きたい。
そんな感情が薄れるほどに、rmは苦しそうで、潰れてしまいそうだった。
fu『rm…』
顔を覆っているrmの腕を退け、俺はrmと目を合わせようとする。
rmは、なんとか俺に抑え込められた腕を再起しようと抵抗するが俺には勝てない。
fu『rm…こっち見て、』
rmは意地でも俺と目を合わせようとしない。
そんなrmの瞳からはとめどなく大粒の涙が溢れ、肩が上下し苦しそうな呼吸をする。
fu『rm…ッ!』
俺は、rmの顔を無理やりこちらへ向ける。
rm『やッ…ぁッ…っ!…はッ…ふ、ッ…、』
rmは大きく抵抗し、パニックを起こしたように呼吸が荒くなる。
fu『rm…ッ!!』
俺はすぐさまrmを抱き上げた。 背中を優しく摩り、呼吸を促す。
rm『はッ…ひゅ、ッ…っ、ふッ…はッ…っ、』
fu『ん、大丈夫…大丈夫』
〃『ゆーっくり呼吸しよ、?』
身体は冷たいのに、俺の首筋に当たるrmの浅い呼吸は熱かった。その差がrmの危ない状態を表していた。
数分経つと、rmの呼吸は少しずつ安定してきた。
fu『ん、落ち着いてきたね』
rm『…ごめ、ッ』
rmは、俺の肩に顔を埋め謝罪をしてくる。
俺は、そんなrmの頭を撫でる。
rm『んね、fu…』
fu『んー?』
腕の中に収まるrmをゆらゆらとあやす様に揺らす。落ち着いてきたrmは眠そうなふわふわした声で俺の名前を呼ぶ。
rm『抱いて…?』
落ち着くとまたrmは抱いて欲しいと懇願してくる。
誘うように俺の唇に口付けをし、俺の下半身を撫でる。
fu『rm…だめ、』
〃『しんどいでしょ…』
rm『しんどくないッ…っ!!ッ』
俺が拒否するとrmは焦ったように声を出す。
fu『rm…落ち着こ?』
rm『違うッ…違う違う違う…っッ!!』
〃『俺はッ…ぁッ…っ!』
rmは、自分の頭を殴り腕を掻きむしる。腕は赤くなり血が出てきた。
fu『rm…ッ!!!』
〃『大丈夫…大丈夫だから』
俺は必死にrmを抱きとめる。rmが身動きを取れないくらいに強く強く抱きしめた。
俺の腕の中にいるrmからは、嗚咽にも近いような呻き声が聞こえる。
何がこんなにもrmを追い詰めて、苦しめているのかが分からない。教えてくれよ。…rm
ひとりで、
暫くすると、rmは再び落ち着きを取り戻した。でも、体の緊張は解けず強ばった体が俺に預けられている。
fu『なんで抱いて欲しいの…』
俺の問いに、応えようと少ししてrmは口を開く。
rm『忘れたい…、苦しいから…』
〃『しんどいから、涙が出るから…』
〃『fuに抱かれてる時は泣いても…惨めじゃないから…』
〃『fuは…可愛いって泣いてる俺に…、ッ』
〃『キスしてッ…くれるからッ…ぁ、』
はじめて聞いたrmの弱音。いつも元気でハツラツとした声で喋るrmは居なくて。
そこにいるのは、極限まで苦しんで今にも潰れてしまいそうなrmだ。
rmの目からは大粒の涙が溢れる。辛く不安そうな目で俺を見つめてくる。
俺は、rmにキスをした。
柔らかく、今にも崩れてしまいそうな唇に食らいつく。そして、rmの口を無理やりこじ開け、舌を侵入させる。
唇に食らいつく度、舌を絡ませる度にrmの吐息が漏れる。
rm『んッ…ふ、ぅ…っ』
息が続かないのか、rmは俺の上半身を押し抵抗を図るがそれは、全くもって意味のないものだった。
rm『んッ…息続か、なッ…んん”ッ…っ、』
何度も何度も角度を変え、rmの唇に食らいつく。抵抗するrmを無視して、それを続けた。
rm『はッ…ふぁ、っ…♡』
fu『かわいいよ。rm』
rmの顔は蕩けていて、その顔はまさに俺の欲を燻るようなものだった。
本能が訴えかける。こいつを抱きたいと。
下半身がズキズキと痛む。
fu『rm…抱くよ』
rm『来て…fu、』
rmと致すのは、数ヶ月ぶりで胸がドキドキと高鳴る。なんなら、キスをしたのも2週間ぶりくらいかもしれない。
rmの少しはだけた制服をゆっくりと脱がせていく。すると、白い肌にぷっくりと咲くピンク色の突起物が露出する。
その突起物をつまんだり、擦ったりするとrmから声が漏れる。
rm『んッ…ん、ぁッ…っ♡』
fu『抱くけどさ、その前に教えてよね。』
何がそんなに…
rmは蕩けた顔でこちらを見てくる。
rm『なんでッ…、ぁッ…ん♡』
fu『なんでって言ってもダメだよ。言わないと抱かないから…』
〃『言うまで下触らないから』
少し可哀想かもしれない。でも、これくらいしないとrmは話してはくれない。
rm『んッ…んっ、んッ…っ♡』
苦しいはずなのに、rmのモノは制服の上から分かるほど主張し、硬くなっているのだ。
今すぐにでもイキたいはずなのに、頑にrmは話そうとしない。
rmのピンク色の突起物を軽くつまんで弾いて、擦って物足りない刺激を与え続ける
rm『ッ…ん、ッんんっ♡…fu…ぁッ…♡』
rmは、甘く蕩けた顔でこちらを見る。そして、蕩けそうなほど甘い声で俺を呼ぶ。
rm『挿れッ…て…よぉ…ッっ♡』
刺激に耐えられなくなったrmは、俺に入れて欲しいと懇願する。
fu『…だめ』
rm『んッ…ごめ、なさッ…っ、ぁッ…ぐず、っ』
やりすぎてしまったのか、ついにrmが泣き出してしまった。ので、俺はrmの可愛い突起物をいじる手を止めた。
rm『俺ッ…βだからッ、ひぅッ…っ、』
〃『fuの、赤ちゃッ…産めなッ…ぁ、ごめッ…』
〃『fuッ…には、もっとッ…いい人いるからッ…』
〃『俺なん…かッ…ぐず、っ、ッ…ぅあッ…っ』
rmから漏れる本音の数々。rmが苦しんできたのは、バース性のせいだったのだ。
多分、バース性の検査をしたその日から今日までいつ晴れるか分からない闇の中でrmはずっともがき苦しんでいたのだ。
俺の不意の発言。kzがαだったこと、syがΩだったこと。kzとsyは番になれること。
rmを一番苦しめた理由は…。
という事実だろう。俺はαなのに、rmはβでどう頑張っても番にはなれない。子供なんて作れない。その事実がrmの心の闇を深くし、苦しめてしまったのだ。
rm『βッ…でごめん、っ、ッッ』
fu『ねえ、rm…俺が愛してるのだーれだ。』
〃『俺が一番好きなのだーれだ。』
rm『んぇ、ッ…ぐすッ…っ、』
この事実は変わらない。βだろうが、Ωだろうが、αだろうが。俺がこの世でいちばん好いているのはrmだけだ。
rm『俺ッ…fuの未来ッ…ダメにしちゃッ…ぅから、ッ…っ』
fu『なるわけないじゃん。俺はおまえと居られればそれでいいの』
〃『好きだよ。…rm』
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展開グダグダかも🙃
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コメント
4件
はいはいはいはいコメ失礼します‼️😭❤️もーーほんとに私の性癖になってしまうんですけど、かわいそうなrmさんがめちゃくちゃかわいかったです😭🩵⬅️ごめん、と何回も謝り続けるrmさん、fuさんのことを誰よりも愛しているからこそできる発言ですよね本当に素敵な関係だと思いました😿🤍そしてfuさん沼男すぎますね⬅️rmだから好きという、rmさん全肯定のスタンスがすきです🥹💚続きありがとうございました🥹💖
この作品大好きで2、3回くらい見返してます🤦🏻♀️💧βでごめんって言うのめっちゃ刺さりました😭💞だーれだって聞くのに答えは自分で言うfuさんも好きです💚これからも応援してます🙂↕️💫