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𝕔𝕠𝕔𝕠
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あり
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ー逃げ道は君になった。ー
🩷佐野勇斗 攻
💛吉田仁人 受
🤍山中柔太朗
❤️曽野舜太
💙塩﨑太智
放課後。
俺たちはいつものように、
5人で帰っていた。
俺の隣には勇斗先輩。
その反対側には柔太朗先輩がいて、
少し前を舜太と太智が歩いている。
冬の夕方は、思ったより寒い。
俺はポケットに手を入れたまま
歩いていた。
すると、
🩷「仁人。」
💛「……はい?」
勇斗先輩が、
なんでもないことみたいに言った。
🩷「手、繋ご。」
💛「…………え?」
手……?
繋ぐ?俺と、勇斗先輩が?
え、待って。これ、繋いでいいの?!
えっ、どうすればいいの?!
頭の中が一気にぐちゃぐちゃになる。
でも勇斗先輩は、
俺の返事を待っているというより、
普通に歩き続けている。
手……出せばいいのかな。
いや、でも恥ずかしい……!
というか、先輩なんでそんな普通なの?!
俺が悩んでいるうちに、
勇斗先輩との距離が少し開いた。
すると
🩷「もう!」
勇斗先輩が振り返る。
🩷「はやく繋ご!」
💛「えっ、あ……!」
次の瞬間。
勇斗先輩が俺の手を取った。
そして、そのまま指を絡める。
💛「…………っ!」
え。これ……恋人繋ぎ……?!
心臓が、一気に跳ねた。
なのに
🩷「……ふふっ。」
勇斗先輩は、
繋いだ手を見て嬉しそうに笑った。
💛「…………」
なにそれ。
そんな嬉しそうに笑うの、ずるい……。
ってか笑ってるってことは
恋人繋ぎはわざと?!えっどっちなの?!
🩷「仁人の手、あったかい。」
💛「……そ、そうですか。」
必死に平静を装う。
でも、無理だった。
ドキドキがうるさい。
なんで俺だけこんなに
緊張してるんだよ……。
ちらっと勇斗先輩を見る。
先輩はいつも通り。
楽しそうに笑いながら歩いている。
……なんでそんなに余裕そうなの?
俺なんて、
手繋いだだけでこんななのに……。
そのときふと後ろを見る。
柔太朗先輩がいた。
そして――
🤍「…………。」
めちゃくちゃ睨んでいた。
そして俺が振り向いたことに
気づいたのか、ニコッと笑った。
…怖かった。
💛「…………。」
俺も下手な笑顔を見せたあと、
そっと前を向き直す。
……怖い。
一方の勇斗先輩は、
そんなことには全然気づかず。
俺の手を繋いだままだった。
ふと勇斗先輩が振り返ると、
ニコッと笑った。
そして、
🩷「仁人、今日一緒に帰れてよかった。」
💛「……っ。」
心臓が跳ねる。
なんなんだ…。
そして後ろでは
🤍「…………勇斗。」
小さな声で呟く柔太朗先輩。
その目は、
まだ完全に勇斗先輩を睨んでいた。
今回のお話どうでしたか〜?
ぜひコメントに書いていってくださいっ!
あと、いいねも🤭
コメント
1件
自分夢の中さん、第26話読みました! 「手、繋ご。」って勇斗先輩が自然に言っちゃうの、もう尊すぎるでしょ…。 仁人の動揺がめっちゃ伝わってきて、こっちまでドキドキしました。 しかも恋人繋ぎで笑顔って、完全に計算ずくでは?!(笑) そして後ろの柔太朗先輩が怖すぎて、次が気になりすぎます。 「いいね」は機能でできないけど、コメントで応援してますね! 今回も素敵な話をありがとうございました🔥