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「ん〜、、、…はっ!?もう10時じゃん!!」

朝起きて時計を見ると針は10時をまわっていた

いつもは同棲中のカイザーが朝8時になると起してくれていたが、何故だが今日は起こされなかったためこんな時間に起きてしまった

きちんと8時からやることは決められていて、すでにルーティーン化している行動ができなくなってしまったので俺はカイザーにフツフツと怒りが湧いてくる

なんで起こしてくれなかったんだよ!てかあいつ何してるわけ?家の中静かだけど…

いつもは聞こえる朝ご飯を作っている音も聴こえず、少し心配になってきた

「何かあったのかな…?」

気になった潔は自分の部屋をでて、カイザーの部屋に行くことにした


トントントン

返事がない

トントントン

「カイザー?…入るぞ」

カイザーからの返事がないのでもう入ってしまうことにした

部屋の中はまだ暗く、電気がついていない

布団の中がモコっとしているので眠っては居るみたいだ

「カイザー!なんで起こしてくれなかったんだよ!」

ルーティーンが狂ってしまった怒りをぶつけるが、いつもは煽り返してくる返事が聞こえない

「…大丈夫かよお前?」

流石におかしいことに気づき布団をめくってカイザーの顔を見るとなんだか全体的に赤くなっていた

頬に手をやると手に熱がこもってくる

こんなに熱いのはおかしい、風かもと思ったので一度カイザーの部屋をでて体温計を持ってきた

「ちょーっと失礼しますよ〜」

服をずらして脇に体温計を挟む

数秒たってピピピピという音が部屋中に響き渡ると俺は体温計を見た

38度7分もある!?熱があるとわかったのですぐさま部屋をでて取ってきた冷えぴたをおでこにつけて、氷枕も枕の上におきその上にタオルをかけて頭を戻した

「…んっ、、よ、ぃちか?」

ワタワタとしていたので起こしてしまった。カイザーが力のない声で俺の名前を呼ぶ

「ああ、よいちだよ

お前今38度も熱があるんだ。今日は休むって連絡入れておいたからまだ寝とけ」

「ん…ね、つが、移るから、…へ、やから出ていけ…」

「そんなにやわじゃねーよ、それに喋るものきついだろ?病人はおとなしく俺に看病されときゃいーの!ほら寝たねた!」

俺の言葉に少し頬を緩ませ、カイザーは目をつぶった

眠ったことを確認した後俺は母さんに電話をかけた

やっぱり熱の時にはおかゆなので作り方を聞こうと思ってさ

プルルル、プルルル

「…もしもし?よっちゃん?」

「うん、そうだよごめんこんな夜中に電話して」

「いーえ大丈夫よ、それでどうしたの?」

「実はカイザーが風邪ひいてさおかゆ作ってやろうと思ったんだけどいつものおかゆの作り方わからないから母さんに聞こうと思って」

「あらあら、みっちゃん大丈夫なの?おかゆの作り方は任せて!材料は……」


母さんから材料と作り方を教えてもらったので早速作ることにした

足りない材料があったのでスーパーにいかなきゃな…それに薬も買わなきゃだしポ○リとかも買わなきゃ

俺はエコバックを持って家を出た



ガチャリ

「ただいま〜」

必要なものをすべて買い終えたので家に戻ってきた

早速作るぞー!

気合をいれる。

ご飯はいつもカイザーが作ってくれていたため、潔に料理経験はあまりない

うまく作れるか不安だけどカイザーの為に頑張ろうと思う。なんだかんだお世話になりまくってるし、こんな時くらいな



「フーッ」

取り敢えず出来上がった、が…ご飯炊くときの水の量を間違えてものすんごいベチャベチャになってしまった。まあ久しぶりに作ったしうん!しょうがないしょうがない!

はんば強制的に納得して出来上がったお粥をカイザーの部屋に持っていく

「入るぞ〜」

扉は何かあったときのために開けておいたので、両手が塞がっていても通ることができる

ベッドの横にあるテーブルにお粥をおいてカイザーを起こしてやる

「おーい飯で来たぞ?食べれる?」

「…ん、…食べる…」

手を貸して上半身を起こす

「……なんだ?この食べ物は?」

カイザーが不気味なものを見るようにみてきたので少しイラッとしたがこいつはいま病人なんだからと心を落ち着かせる

「これはお粥って言うんだよ。母さんがよく俺が熱を出したときに作ってくれたの、熱のときは“お粥”っていうぐらいには有名なんだぜ!」

「それにカイザーの為に難しい卵が入ってるお粥を俺が作ってやったんだ、文句云わずに食って寝ろ!」

「…世一が作ったのか?」

カイザーが不思議そうに言う

「そうだよ…」

「俺の為に?」

「お前以外誰がいるんだよ!」

一応病人なので声は最低限小さくしている。これでも俺なりの気遣いなのだ

そう言うとカイザーは少し驚いた後顔をほころばせてニッコリと笑った

「そうか…世一が俺の為に作ってくれたんだな、、ありがとう。嬉しいよ」

いつもとは違う素直なカイザーに戸惑いつつも俺は照れ隠しのように早く食べろよと急かす

「ああ、」

カイザーがお粥を取ろうとして手を伸ばす。が、その手を俺は掴んだ

「?どうしたんだ世一?これでは食べれないぞ?」

驚いている顔をよそに俺はお粥をつかむとスプーンで一口サイズにすくってフーフーと少し覚ましてからカイザーの口の中に突っ込む

今日はやけに素直だからな…ちょっとくらいサービスしてやろという精神だ

「起きてるだけでもまだしんどいだろ?今日くらいお前は俺に甘やかされろ…」

いつもはこんな大胆な行動はしないので言ってる途中で少し恥ずかしくなってきた

「……よ、いち…お前ってやつはホントにぃ…」

「…ミヒャ、美味しい?」

「……ッ///、、美味しいよ

ありがとう世一♡」


カイザーはお粥をひと粒残らず潔に食べさせてもらった(もちろん完食した)

その後デロデロに甘やかされたので幸せな熱生活を送ったとか

カイザー(たまには熱を出すのもいいな…♡)




結構甘々に仕上がってると思います

文章作るの難しい…

初めてカイ潔の話を書いたので口調とか違ったらすみません🙇

この作品はいかがでしたか?

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コメント

6

ユーザー

こうかくが城之内になってしもたやん

ユーザー

「はんば」じゃなくて半ば(なかば)じゃないですかね…? ストーリー神すぎです!

ユーザー

相変わらず神作を書くなぁ

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