望海さんとみんなが仲良く遊んでいると、太陽の光が雲に隠れて真っ暗になりました。
猿の威嚇とシンバルの音と鳴き声のアナウンスを聞き、パッチたち84匹の子犬たちは逃げ出しました。
望海さん「みんなどうしたの?」
ミッキー「だいもん、ヴィランズだ。ディズニーヴィランズがここに来たんだよ」
望海さん「何だって⁉︎」
望海さんは驚きました。すると黒い服とツノを纏った女性が現れました!
ミッキー「マレフィセント!」
望海さん「マレフィセント?」
マレフィセント「アーッハッハハハハ!夢と魔法の国の光の住民よ。この国は私たちディズニーヴィランズの物となるのだ!」
ミニー「マレフィセント、夢と魔法の国をあなたたちの物になるなんてどうかしてるわ!」
ドナルド「僕たちを、ここから追い出すつもりかい⁉︎」
マレフィセント「追い出す?とんでも無いさ。住んでいるお前たちはいつものようにいればいいさ。ん?美しい女の人ではないか。白い肌にメイクまでしてるねえ。おしゃれな服も、足も手も長いね」
望海さん「マレフィセントさん、私の事を褒めてくれてありがとうございます。でも、ミッキーとミニーちゃんたちを巻き込み、夢と魔法の国を黒く染めるのはやめてください!」
マレフィセント「奴らを巻き込む?それはそれは勘違いだね。夢と魔法の国の主人公の座をお前から奪うためさ」
望海さんは驚きました。
デイジー「逃げて、望海風斗さん!」
マレフィセント「ふーん、望海風斗っていうのかい。お前をヴィランズ城へ送ってもらうよ」
望海さん「ヴィランズ城⁉︎」
マレフィセント「そうさ。私たちの住む闇の城さ」
ミニー「だいもんさん、マレフィセントの言うこと聞いちゃダメ!」
望海さん「分かってるよミニーちゃん」
マレフィセント「ミニー、こざかしいね!」
マレフィセントがミニーを捕らえると彼女を助けに行こうとしたデイジーとクララベルまでも囚われの身になってしまいました!
望海さん「ミニーちゃん、クララベル、デイジーちゃん!」
マレフィセント「お前が主人公の座を私にくれれば、こいつらは返してやる。もし断ったら、こいつらを殺すからね」
クララベル「だいもん、主人公の座はあなた自身のものだから、マレフィセントから奪ってはだめよ!」
マレフィセントが無理やりミニーたちを黒い穴の中に飛び込み、消えていきました。
ミッキー「ミニー!」
ドナルド「デイジー!」
ホーレス「クララベル!」
望海さん「ミッキー、ドナルド、ホーレス、どうしよう・・・みんなミニーちゃんとデイジーちゃんとクララベル、とても大切なガールフレンドと友達なのにね」
望海さんは失望しました。
ミッキー「だいもん、このままじゃだめだよ!ミニーたちを助けないと」
望海さん「そうだね。でも、ミッキーたちはどうする?」
ミッキー「うーん」
ドナルド「ミッキー、だいもんと共に戦えば?」
ホーレス「だいもんと?」
ドナルド「うん!そうだよ!もちろん僕たちみんな一緒でね」
グーフィー「僕らもついて行くよ!」
望海さん「グーフィー、マックス君?」
マックス「望海さん一人ではヴィランズたちにまた囚われてしまうからね」
ホセ「僕もついて行く!」
パンチート「俺も行くよ!」
ドナルド「ホセ、パンチート!」
パンチート「ヴィランズの力は強いし、人手が足りなければ俺たちも力を貸してもらうからな」
ホセ「とうがらしなど辛い物なら僕らに任せてね」
望海さん「ありがとう!でもホセ、パンチート、とうがらしってどうやって?」
ホセ「ヴィランズに食べさせてやるのさ」
望海さん「なるほど、それはいい考えだね」
ミッキー「さあ、みんな、行くよ」
望海さんとみんなは頷き、夢と魔法の国の光に包まれたのでした。
ディズニーヴィランズが潜入してきて、マレフィセントによってとらわれてしまったミニーたち!失望しかけていた主人公望海さんでしたが・・・?次回、望海風斗の夢と魔法の国の大冒険は、『望海さん、ディズニープリンセスと出会う!』です!お楽しみに‼︎
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