テラーノベル
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「涼太、ちょっと痩せた?」
「ん…、撮影のために、少し絞ってる」
「そっか」
「翔太、やるならさっさとしよ」
「…色気ねぇ〜な〜」
「今更…」
幼馴染の涼太と恋人として付き合い始めて、もうじき1年が経つ。
オレはいつでも涼太を抱きたいと思うんだけど、涼太はそうでもないらしい。
というか、オレがしたいといえばいいよという感じで…涼太から求められたことがない。
それに最近、仕方なしといった感じが滲み出てて、行為は愛を確かめ合うというより…なんというか、義務的。
オレ、ちゃんとこいつに愛されてんのかな…?
「なぁ涼太、オレのこと好き?」
「んっ…、好きだよ…?っぁ …んんっ♡」
オレの下で喘ぐ涼太は可愛くて愛おしくて仕方なくて…
何度となく体を重ねてきたのに、その感情は毎度変わらずオレの心に溢れた。
「翔太…、集中してよ…、ん…っ」
「悪ぃ。……涼太ぁ?」
「なに…ーーー!!っあ!?♡♡」
どこか温度差を感じてしまう涼太のナカに、想いの丈をぶつけるように、一気に自身をねじ込んだ。
「ぁあ”っ…!あっ♡ばか…っ!ぁ、んっゴム、して…ないっだろ…っ」
「…ん、忘れてた」
「嘘つけ…っ!んっ、も…あっ、あっ…っ♡」
手で口許を隠してしまうのも可愛い。
快楽に耐えるように、その手首を甘噛みする様は色っぽくて、オレの欲望を駆り立てる。
「ゃ…っ!あ、あっ♡しょ、…たっ♡あっ!あ…っはぁ♡」
信じられないくらい甘くて高い声で鳴くのも堪らなく好き。
…でも何か、今日はいつにも増して甘ったるくて艶っぽいな……
「可愛い♡涼太…っ」
「ばか…っ、あっ、んんンーっ♡ぅあっ!」
涼太がイきたいタイミングもわかってる。
どこが一番イイのかも、全部知ってる。
「イく?りょーた」
「んっ!ぅんっ♡イく…っ♡イきた、い…、しょうた、ぁ」
「ん…!一緒、イこ…」
涼太の自身を扱きながら、激しく腰を打ちつけた。肌がぶつかり合う音が部屋中に響いて、興奮が高まる。
「あー、ヤバっ!気持ちい…っ♡」
「やっ♡あ、あっ!ぁん”っ!!あ、ぁあっ♡しょお…た、あ♡」
「りょーた、好き、りょーたっ♡♡」
「も…っあ!イくっ!出、るっ…!しょーた…っぁあっ」
「! あ、イく…っ!」
「…っは!!?ば……っ!ナカはっダメ…っ!ぃや…っ!ナカ…っに、出すな…っぁああっっーー♡♡」
「涼太ー?…平気?」
「…………」
めっっちゃ怒ってんな、これ。
ガチギレすると喋らなくなるんだ、こいつは。
普段温厚なぶん、その圧がめちゃくちゃ怖い。
「…ゴメン。ほんと、反省してる」
「……」
無言のままムクリと起き上がって、ベッドから下りようとする。
「…シャワー?」
顔色をうかがうように声をかけると、小さく頷いて、振り向きもせず寝室を出ていった。
「…あーーー、やらかした…」
怒らせたくないのに、あいつを怒らせる天才なんだよ、オレ。
あまりにも身近な存在すぎて、甘えてしまう。
幼馴染としては成り立っていたものが、恋人になってからズレが生じ始めた気がする。
そのズレを、どう修正すればいいのかわからないでいた。
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「翔太さ、何かあった?」
シャワーを済ませて戻ってきた涼太は、何事もなかったかのように声をかけながらオレの前に立った。
これもいつも通りで、1人で考えて結論出して納得して、普段の涼太に戻る。
時間がかかることもあるけど、だいたい涼太のほうから空気のように当たり前を連れてくるから、オレはそれにやっぱり甘えてしまうわけで…
「…ごめん。好きすぎて、わけわかんなくなった」
「…何それ?笑」
少し笑顔が見れてホッとした。
「体、平気?」
「うん、大丈夫だよ。…でも、もうあんまり無茶苦茶なことしないでよね?」
「うん。ゴメン」
「あのさ、翔太」
「何?」
「あ、いや、…何でもない」
「?」
言いかけた言葉を呑み込んだ涼太の顔が、少し紅潮したように見えたのは、オレの気のせいじゃないと思う
コメント
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ワンモアタイム?
ゆり組ジャスティス!!💙❤️

❤️かわいいかわいい!🫣